コーチングは婚活にも応用可能!「この人でいいのか?」を解決

婚活で決められない女性の画像 Lucas Cardoso

ここ3週間ほど、コーチングの話を続けさせて頂いております。先週は、男女の色恋沙汰以外にもコーチングは「婚活や独立起業、ダイエットや子育てなど様々なシーンに応用可能」と書きました。すると、独立起業やダイエットや子育てに関しては何らお声を頂かなかったのですが、「婚活での応用を知りたい」とのリクエストが! 

「相談所使っているのですが会いすぎてよくわかんなくなってきている」「慎重になりすぎちゃう」「『この人でいいのか……?』って迷いを解決する方法があったら是非」とのこと。以上を踏まえ今週はコーチングを婚活に応用し、結婚への迷いを払拭する方法です。

まずは例の如く、「そもそもコーチングとは何ぞや?」というおさらいから。「答えは自分の中にある」という大前提のもと、その「答え」を引き出すため、コーチがクライアントに対して「質問」をするのがコーチングです。

そうそう、そして大事なポイントを書き忘れていました。コーチングは「行動ありき」です。「私はセックス好きだから、テクニシャンと結婚したかったのか!」など、自分の中にある答えに気付いたら、「じゃあテクニシャンと結婚するにはどのような行動を起こすべきか」と繋げていきます。

「果報は寝て待て」「待てば海路の日和あり」という諺もありますけど、コーチングの概念ではアウト。「待っていてもテクニシャンとは結婚できない」「行動せよ」が、コーチングの基本です。

ひとくちに「行動」と言っても色々あります。筆者が気に入っているのは「もっともカンタンに起こせる行動から着手する」というやり方です。

相談所経由でテクニシャンと結婚するために起こすべき行動として、例えば以下3つの答えに気付いたとしましょう。

A.デートの待ち合わせに、渋谷の円山町などラブホ街を指定する
B.温泉旅行を提案する
C.過去の交際人数を聞く

「もっともカンタンに起こせる行動」は、人によって全然違うと思います。一般的には「C」が多いのかな。では「もっともカンタンに起こせる行動」として、過去の交際人数を聞くことにしましょう。その行動に+αで「いつ?」という質問をくっつけます。「過去の交際人数を聞くというアクションはいつ起こしますか?」と。

これまた人によって答えは全然違うと思います。「初回デートでいきなり聞く」という人もいれば「3回目デート」「お酒が入ったデート」という人もいるでしょう。どれが正解で、どれが間違っているってことはないです。なんてったって「答えは自分の中にある」ですから。

ほか、筆者が気に入っているのは「楽しくできる行動に的を絞る」という考え方です。たとえばラブホが好きじゃないのに、テクニシャンと結婚するために無理くり「A」を提案したところで苦痛なだけ。だったら「A」は「お家デートを提案する」など、自分が楽しくできる行動に置き換えるべきでしょう。