めちゃくちゃ興奮したセリフ

では、筆者を筆頭に飲酒常習者の女賢者は、どうしたらいいのでしょうか? 個人的には、銀行や役所に行くとムラムラします。銀行や役所の窓口で働いている男性って、ほかの職種よりも真面目さが際立っているように見えるのは筆者だけではないはず。真面目を通り越して、堅物と言っても過言ではないくらい。この人たちもセックスしているだなんて信じられない、でも現実にはセックスしているんだよなぁと思えば、なんとも淫靡な気分にさせられるのです。

しかし殿方との逢瀬直前にいちいち、用もないのに銀行や役所に立ち寄るわけにもいきません。しかも銀行の窓口は3時まで、役所は5時までですし。

逢瀬前にムラムラ気分を高めることが不可能なら、逢瀬中に高めるまで! 筆者が実践した結果、手応えがあった方法をご紹介しましょう。方法というよりは「偶然の賜物」といったほうが的を射ているかもしれません。キーワードは「正直であること」です。

相手男性に対し、包み隠さず正直に「実はセックスってあんまり好きじゃないんだよね」とカミングアウトしました。「数年前まではセックス狂いのヤリマンだったが赤玉が出て……」という経緯はモチロン割愛しましたけど。

「セックスが好きではない」というネガティブ発言に対し、男性側から返ってきたのは「じゃあ俺が(セックスを)大好きにさせてみせるよ」というポジティブ回答でした。このセリフにめちゃめちゃコーフンしたんですよね。眠っていたムラムラが、一瞬で目覚めました。

筆者が思うに、男性という生き物にとって「セックスに消極的なオンナ」はむしろ、開発の伸びしろがある存在なのでしょう。考えてもみればセックスはカラダを介したコミュニケーション! セックスにヤル気が出ない現状を自分1人で自己解決するのではなく、相手へ伝えることで、何らかの化学反応が起こります。

「じゃあ俺が(セックスを)大好きにさせてみせるよ」というセリフは、性嗜好によって好みが分かれるでしょう。筆者のようにコーフンする女性もいれば、「お前ごときにナニができる!」とイライラする女性もいるはず。

前者タイプならノープロブレムですし、後者タイプであったとしても! 相手男性と、共同作業として創意工夫を積み重ねていくことで、セックスの楽しさが思い出せる可能性大。「三人寄れば文殊の知恵」ならぬ、「二人寄れば文殊の知恵」ですよ。

次回は <恋愛が苦しいのは見返りを求めるから!「私が好きなだけ」の姿勢になる方法>です。
彼が連絡をくれない、デートに私からばかり誘っている気がする、なんて悩んだこと誰しもあるのではないでしょうか。相手の気持ちがわからなくて戸惑うのも恋愛の醍醐味と言えますが、365日悩み続けるのはしんどいですよね。苦しくない恋愛をする方法をお話ししてくださいます!