男の性(さが)を活かしたセックス
ひと言でいうなれば「甘いムード」の割愛です。男性はストーリーを重要視しないという仮説に則ると、甘いムード作りも彼らにとっては「ちゃんちゃら可笑しい小芝居」ってことになります。「ちゃんちゃら可笑しい小芝居」は、さすがに言い過ぎました。「男性にとっては苦手分野」程度の表現にとどめておきましょう。
惚れたオトコに、いや惚れていないにしても「今夜抱かれてもいい」と思った相手に、苦手分野(つまり甘いムード作り)を無理強いさせるようなことはしたくないですよね。だからといって「甘い囁きは不要です」と言葉で伝えるのは、いくらなんでも情緒に欠けます。
そこでオススメなのが「即尺」です。即尺ほど、男性に悦ばれる行為はないと、筆者は確信しております。フェラテクにイマイチ自信がない女性でも、通常は中盤に行なうフェラチオを、序盤からいきなり咥える……つまりタイミングをズラすだけで、男性に与える満足度はグッと変わりますよ。
ベッドに腰かけてのイチャイチャや甘い囁きを一切省き、いきなり股間のチャックに手を伸ばしてくるような、ストーリーを重要視しないオンナ!相手男性にとってはさぞや新鮮に映ることでしょう。
即尺はさすがにハードルが高いって人は、即・手コキからスタートを。いずれにせよ、兎にも角にもさっさと股間のチャックに手を伸ばしましょう。
※即尺:即(シャワーを浴びていない状態で)、尺八(フェラ)すること。
Text/菊池美佳子
次回は<仕事もセックスも同じ?特別な意味を持たせなくても、不誠実ということにはならない>です。
仕事にやりがいを求める人もいれば、休日に生きがいを求める人もいる。そして、セックスに愛を求める人もいれば、そこに特別な意味をもたせない人もいる!セックスを「ラブタイム」と言いかえる私たち女性を分析します。
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