セフレはあくまでも友達
セフレとは、いちいち説明するまでもなく、セックスフレンドの略です。フレンドの日本語訳は「友達」。友達とは、あくまでも対等な関係性であると筆者は考えます。対等にセックスを楽しめているならばセックスフレンドと呼ぶに相応しいでしょう。ですが「惚れたオトコに本命扱いされず、セックスだけ求められている関係性」はセックスフレンドに非ず! 都合のいいセックス要員でしかないのです。
友達として対等にセックスを楽しんでいる関係性だったら、本命に昇格したいって発想自体湧かないと思います。はなっから恋愛対象とは違うって感じていたからこそ「友達」になったわけですからね。普通の男友達と一緒の感覚ですよ、セックスするかしないかって違いだけで。もちろん、友達を好きになることもありえます。でも、セックスフレンドとして対等な関係性を築けているならば、本命になるのは意外とカンタンだと思うのですよ。
ノーベル賞並みに難しいのは、都合の良いセックス要員から本命になる方法です。で、ようやく本題の「本命に昇格したい」と思わない脳ミソを作る方法に言及したいと思います。一般的には、相手男性をクズ野郎だと思う方法が王道かもしれませんね。「私の純粋な恋心を悪用して、セックス要員にするようなクズ野郎の本命になったって、幸せにはなれないわ」ってやつですよ。
正論ですが、「本命に昇格したい」と思わない脳ミソを作る方法としては無理があります。なんだかんだで貴女はお相手にベタ惚れでしょうから、惚れたオトコをクズ野郎と思い込むだなんて、魂レベルで拒否反応が出ますよね。
逆ですよ、クズ野郎と思うのではなく! むしろ「お目が高い!」と思いましょう。「私ごときを本命に選ばない○○君は目が肥えている!」「さすが私が好きになったオトコ、大した目利きだわ!」って考え方ですよ。
これは決して、必要以上に自分を卑下せよってことではなく! 自分自身はフラットなまま、惚れたオトコを徹底的にリスペクトするやり方です。思考回路の順序としては……、
1.私自身、そこまでしょーもないオンナってわけじゃないけれども
2.○○君レベルの男性は、石原さとみレベルのオンナじゃないと納得できないのだろう
3.私自身、そこまでしょーもないオンナってわけじゃないけれども石原さとみには負ける
4.だから○○君は私を本命に選ばないのだろう
5.さすが○○君、お目が高い!
徹底的にリスペクトできるようなオトコであれば、自分をセックス要員として都合よく扱う権利をくれてやってもええか、って思えますよ。さあ、Let’s 思考チェンジ!
Text/菊池美佳子
初出:2018.07.02
次回は <シタら好きになっちゃう女子へ!恋愛の主導権をにぎるただひとつの解決策>です。
AMで人気の二大テーマが「セフレから本命に昇格したい!」と「ついセックスして好きになっちゃったどうしよう!」というお悩み。そこで今週は、セックスしたくらいでいちいち好きにならないマインドを保つ方法、というよりも…?
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