コンドームメーカーが作る潤滑ゼリー
セックスに欠かせない潤滑ゼリーですが、コンドームとの相性がよくない代用品を潤滑剤として使用しているケースがあるようです。
手持ちのコンドームのパッケージを見てみてください。
「ベビーオイル、マーガリン、ローション、ハンドクリームなどと接触すると、コンドームが劣化し、破れる危険があります。」(SAGAMI「HOT KISS」取扱説明書より抜粋)というような注意書きが書かれています。
潤滑ゼリーの存在を知っている身としては、ベビーオイルやハンドクリームましてや「マーガリンを潤滑剤代わりにするか…?!」と思うのですが、お隣の寝室事情は未知の世界。
バター犬ならぬマーガリン犬プレイの流れでコンドームを使用して、避妊に失敗してしまうことも否定できませんので、心当たりのある方は、これからはくれぐれも気をつけてくださいね。
では、コンドームと併用できる潤滑ゼリーって?
一番わかりやすいのは、コンドームメーカーが作っている水溶性「潤滑ゼリー」。
代表的なのが、1982年「うるおい不足」に悩みを抱えた女性のために、日本家族計画協会医学委員会とジェクスが開発した日本で初めての水溶性潤滑ゼリー「リューブゼリー」。
全国の多くの産婦人科や泌尿器科等医療分野でも推奨されていて、ドラッグストアでもよく見かけます。
その他のコンドームメーカーさんも、相模ゴム「99%水潤滑ゼリー」、不二ラテックス「ウーマン潤滑ゼリー純潤」などを販売されています。
もしあなたとパートナーが、「ヌルヌルすればどれでもいいんじゃない?!」と潤滑剤の代用品を使っているんだったら、これを機に正規品に切り替えることをおすすめします。
ちなみに、潤滑ゼリーは、性行為をスムーズに行うための潤滑剤であり避妊目的で使用になれませんので、お間違いなく。
つづく
Text/OLIVIA
次回は<ペニスにマーガリンは塗っちゃダメ?真面目に実験してみました!>です。
ローション以外の潤滑剤を使うと破れてしまうこともあるコンドーム。特にラテックス製コンドームとオイル系の潤滑剤は相性が最悪ですが、実際どのぐらいの時間で破けてしまうのでしょうか?危険性を実際に確かめて、市販のローションの素晴らしさを再確認です。
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