膣圧コントロールに適した体位
日本人がよくする体位と言えば、「正常位」「バック」「騎乗位」の3種類ですね。
その中に、膣圧コントロールに適した体位があります。
あおむけで開脚する「正常位」は、締めつけている感覚を感じるのが難しい。
「うつ伏せバック」やよつんばいの「バック」は、肛門には力を入れやすいので「ギュッ」と締められるのですが、私の理想とする締め方である、膣をふわっと密着させる「ぷに締め」するのが難しい。
そうなると、女性が、自分で膣圧をコントロールしやすい体位は、「騎乗位」となります。
彼とコミュニケーションを取りながら、日頃の膣トレの成果をフィードバックもらいましょう。
騎乗位で、彼も自分も気持ち良く
では、さっそく騎乗位での膣圧コントロール法をレクチャーします。
騎乗位にもっていきたいタイミングに、彼の耳元で「私が、上になってもいい?」と囁きましょう。
騎乗位は、ピストン運動による腰の疲労を和らげる小休止ポジション。
ここで「ダメ」という男性は少ないはず。
騎乗位の体勢になったら、あなたは腰を動かさず、膣トレ呼吸を繰り返します。
膣をギュッときつく締め付けるのではなく、やわらかくフカフカの膣で、ペニスを子宮に吸い上げるようなイメージで締め上げます。
膣でじんわりとペニスを握ったり、緩めたりを繰り返しながら、彼に「どう?感じる?」と聞いてみましょう。
膣トレの効果が出てくると、「中だけ動いてる!」「手で握られているみたい!」「不思議!」「すごい!」と目をキラキラさせて答えるはず。
デイリー膣トレ、そして膣圧コントロール体位を取り入れることで、あなた自身が深い膣オーガズムを味わえるだけでなく、「すごい締まるね…気持ちいい…」と彼を悶絶させることもできるんです。一石二鳥ですよね。
オーガズムは、体の反応だけで見れば、筋肉の収縮ですので、定期的に心地よいセックスをすることは、実践的な膣トレになります。
「いいセックスが出来ている」という心の充足は、女性の外面にも反映します。
「私はゆるいかもしれない…」「中イキってよくわからない…」というコンプレックスを放置せずに、むしろ踏み台にして、よりよいセックスをするために自分が出来ることに目を向けて欲しいなと思います。
つづく
Text/OLIVIA
次回は<専門家はどこを見る?セックス上手な男性を見抜く方法>です。
性の専門家であるラブライフアドバイザーのOLIVIAさんは、何をもって「セックスが上手」「体の相性が良い」と判断するのでしょうか。AM読者のみなさんはテクニック?性癖?性器のかたち?性欲?目から鱗なその答えとは……。
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