あなたはどのタイプ?セックス中の五感の使い方

 二人の意見を聞いて思ったのが、ただ手放しにセックスをするだけじゃなく、意識的に五感(視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚)を使い分けて快感を味わうようにすれば、いつものセックスをもっと深く感じることが出来るようになるということ。

【視覚】彼の目を見つめる:相手の表情を観ていると、「どこが感じるのか」「どんな愛撫(体位)が好きなのか」「どこまで射出感が高まっているのか」「本当に感じているのか」が手に取るようにわかります。「目は心の鏡」とか「目は嘘をつかない」と言いますが、「相手が感じているかどうか」真実を知りたい現実直視タイプは目を見つめます。セックスでしか見られない男性の動物っぽい独特な表情を見るのも好き。私はこのタイプですね。

【視覚】愛撫されている箇所を見る:「どんな舌使いでクンニリングスされているのか?」「どんな風に触られているのか?」視覚で「自分の身に何が起こっているか」知覚したいタイプ。「男性は視覚で興奮する」と言われていますが、女性にも視覚派はいます。恥ずかしがって部屋を暗くしたり、目をつぶっている人は、「視覚で興奮する」ことにチャレンジしてみると新しい快感の扉を開けるかもしれませんね。

【聴覚・味覚・嗅覚・触覚】目をつぶる:快感をじっくり味わいたい人。視覚をシャットアウトすると、他の感覚器官が冴えてきます。聴覚が冴えて彼の声が脳に響いたり…、触覚が冴えて肌感覚が敏感になったり…、味覚が冴えてキスの味を甘く感じたり…、嗅覚が冴えて彼のニオイに安堵したり興奮したり…。視覚を遮断すると、自分の内側に視野が広がっていきます。誰にも邪魔されない自分だけの殻に籠って快感に酔いしれることが出来るのが魅力。目隠しプレイは女性に人気ですよね。

【視覚・味覚・嗅覚・触覚】耳を塞ぐ:「セックスの最中に両手で耳を塞がれたのが新鮮だった!」と友人が嬉々と報告していたのを思い出しました。視覚遮断と同じように、自分の殻に籠れます。音を遮ると、海の中に潜っているかのような心地よい抱擁感を体験できます。

 あなたは、何タイプでしたか?
普段気に留めていないセックスの最中の五感の使い方。
意識して、感覚器官を使い分ければ、新しい楽しみ方が発見できるかもしれませんね。
最新アダルトコンテンツは、今後も体当たりでリサーチしていきたいと思います。
お楽しみに。

 つづく

Text/OLIVIA

次回は<月経カップが日本にやってきた!挿入系の月経用品がいい理由>です。
今回は、AMライターのOLIVIAさんが、最新の月経用品から日本人女性のオーガズムについて考察します。日本では生理用品としてナプキンが人気ですが、欧米ではタンポンの使用率が高め。日本にも入り始めているスクーンカップ(月経カップ)の使い心地は?