フランス式ちつケア

森田敦子さんとOLIVIAさん

 お次は、フランス式のちつケアをご紹介します。

 日本におけるフィトテラピー(植物療法)の第一人者である森田敦子さんは、国立パリ13大学にて植物療法を学んできました。
そこで、デリケートゾーンやセクシャリティーを重要視するフランス人女性と無頓着な日本人女性の意識の違いをまざまざと感じたそう。
フランスでは、医師によるフィトテラピーのカウンセリングで、健康状態を聞く際に、性生活やセクシャリティーについても問診があるそうです。
お顔の潤いをキープするのと同じように、デリケートゾーンの潤いを生涯保つための努力を惜しまないことが、アンチエイジングや女性の幸せ指数を上げていくのだと実感。それをきっかけに、「粘液美容」を日本で提唱し始めます。
 先日、森田さんの新刊『潤うからだ』の出版記念イベントにトークゲストとして招かれ、対談させていただきました。
「潤いがあなたの人生を変える」「粘液力は免疫力」というそのものずばりなキーワードで、私たちの共通認識である「女性のセクシュアリティーが人生を豊かにするために、どれだけ大切か? 」を語らせていただきました。

 森田さんの提唱するフランス式のちつケアは、①洗浄②保湿③オイルマッサージ④トレーニングの4ステップ。
やはりここでも、オイルマッサージは重要視されています。
膣の粘膜に合うのは、アプリコットやアーモンド、マカデミアナッツなどの種子から採れるオイルです。
このオイルを指で膣内まで丁寧にほぐしていきます。

 膣というと、「性的な器官」と思われがちですが、私たち女性が、健やかに、イキイキと美しく年齢を重ねるためにも、常に意識を向けて、きちんとケアしていくことが大切なんだと、この二冊の本を通して、改めて気づかされました。
そして、膣のオイルマッサージ!
これからの、アンチエイジングの新習慣になりそうですね。

森田さんの新刊「潤うからだ」

Text/OLIVIA

次回は<疲れたときはコレ!「オキシトシン」が分泌される多幸感セックス>です。
快感や駆け引きのドキドキも大事ですが、セックスに安心感やスキンシップを求めるAM読者のみなさんも多いはず。癒し系セックスを求める女性のため、OLIVIAさんが、幸せホルモン「オキシトシン」を分泌させる方法をご紹介します。