疲れたときはコレ!「オキシトシン」が分泌される多幸感セックス

まぶたにLOVE YOUと書かれた女性と頬に口づける男性のサムネイル画像

 こんばんは!オリビアです。
さて、いきなりですが、あなたは、セックスをするたびに、「あぁ、幸せだなぁ~」「癒されるわ~」と多幸感を感じていますか?
腕の良いセラピストにマッサージをしてもらうと、翌日にはお肌がプリプリのツヤツヤ。心も体も元気がチャージされるじゃないですか?
あの感覚をセックスでも再現したいのです。
それに、私は、肉体関係に持ち込むまでの心理戦や性欲を発散させるスッキリ感よりも“安心感のある相手と質のよいスキンシップを重ねていきたい”派。
決して、かまととぶっているわけではなく、様々なセックスの楽しみ方がある中で、一周まわって自分の中で、「癒し系セックスが一番元気がでる」という結論に落ち着いたのです。

 そこで、今回は、多幸感を感じる「癒し系セックス」を掘り下げてみたいと思います。

幸せホルモン「オキシトシン」

 近年、スキンシップで分泌されるホルモン『オキシトシン』が注目されています。
あなたもどこかで耳にしたことはありませんか?
『オキシトシン』は、肌に心地よい刺激を受けると、脳の下垂体から分泌され、血管を通り、体内のいろいろな場所へ運ばれます。
末梢器官では、母乳の分泌を促進したり、子宮を収縮する作用があり、中枢神経では、愛情や信頼の感情を形成します。

 先日、身体心理学の専門家であり、スキンシップやオキシトシンについての著書を多数出版されている山口創先生の講演を聴講させていただく機会がありました。
山口先生によると、人生において、乳幼児期と高齢期に、特に質の高いスキンシップが必要とされるそう。
乳幼児期には、おんぶや抱っこをすることで、親が子供の安全基地となります。乳児期にスキンシップを十分に行うことで、記憶力がよくなる、ストレスに強い、といった効果が一生(!)続きます。
高齢期のスキンシップは、うつを防ぎ、認知症の緩和ケアとしても注目されています。

 幼少期に、親からのスキンシップが不足していたと感じる人は、大人になった今からでも補うことが出来るそうですのでご安心を。