肉体に問題がないのに痛みを感じるケース
こんばんは!オリビアです。
女性が抱えるセックスのお悩み「性交痛」を解消しよう!シリーズ。
今回で、このシリーズも最終回。
最後までぬかりなく痛みの原因追求をしていきましょう。
性交痛の原因1:潤い不足
性交痛の原因2:外陰部の巻き込み事故
性交痛の原因3:ペニスとサイズが合わない
性交痛の原因4:テクニック不足
性交痛の原因5:婦人科系疾患
性交痛の原因6:メンタルの問題
「心配になって、婦人科を診察したけど、問題はないと言われた。じゃあ、なんで痛いのだろう…」
「肉体的に問題がないのであれば、心の問題……?」
そもそものお話になりますが、あなたは『一点の曇りなく』セックスが好きですか?
『一点の曇りなく』とちょっと極端に書きましたが、セックスに対して、つっかかりがあると、体にも影響が出てきます。
・親から「セックスは恥ずかしいもの」「口にすることはしたないこと」と教育された
・性暴力を受けたトラウマがある
・家族のセックスを見てしまい嫌悪感がある
・理由はないけど、セックスが嫌い
・今のパートナーとはセックスをしたくない、など。
「心につっかかりがあることに自覚はあるけど、じゃあ、私は、どうしたらいいの…?」
ここからは、心理学カウンセリングの認知行動療法の出番です。
性の専門家が性交痛のある女性に推奨している方法をご紹介したいと思います。
・自己身体観察…痛みの原因を自分で探す
・挿入練習…指、専用の膣ダイレーターなどを用いる
・テクニック向上…痛みが軽減する愛撫や体位の工夫
・SFT(Sensate focus Training/感覚集中訓練)…段階的にスキンシップに慣れていく
愛撫や体位などは、今までにもコラムで触れてきたので、SFT(Sensate focus Training/感覚集中訓練)に注目してみましょう。