昼間からノーブラの人は要注意!元スーパーモデルでも陥るセックスレス

 幻冬舎×AMコラボ企画第1弾!
日本のセックスレスを断ち切るための方法を提言する『ずっとずっと愛し合いたい セックスしつづける男と女のルール』からとっておきの内容を全5回にわけてご紹介します。
最終回の今回は、セックスレスを回避するための「男と女に必要な小さな努力」ついて考えてみます。

 第1回「セックスレスの原因の圧倒的第1位は〇〇!?5人に2人がセックスレスな国、日本」
 第2回 彼にとってのイイ女であり続けるためには「適度な緊張感」と「ファンタジー」が最重要
 第3回 セックスレスのボーダーは三ヶ月!?幸福感が薄れてきたら要注意
 第4回 起床前のペニスの勃起は嘘つかない!?2人の愛を取り戻す「朝セックス」のススメ
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円満なセックスライフのために努力すべきこと

宋美玄 ずっとずっと愛し合いたい セックスしつづける男と女のルール Benjamin Linh VU

 パートナーとセクシャルな関係にありたいという意欲はあるのに行動が伴わず、生活にセックスの香りは皆無……という悩みを抱えている女性は、あなただけではありません。
結婚すれば、恋人だった女性は妻になります。男性にとって性的対象から外れてしまうのは、どんなにセクシーで美しい女性も同じようです。元スーパーモデルで一世を風靡(ふうび)したシンディ・クロフォードも、夫とセックスレスだった時期があり、その解消法としてポールダンスを習っていたのだとか。

 努力なくしてカップルの円満なセックスライフを続けることは難しいのです。そこであきらめたら、セックスレスへ一直線。気づいたときが、直しどきだと思いましょう。
 交際初期の頃を思い出してみてください。細心の注意を払って気をつけたことはたくさんありますよね。

 たとえば、むだ毛の処理を堂々と彼の前で行っていたでしょうか?生理用品を目に付くところに置いていたでしょうか?
リラックスしたいからといって、昼間からノーブラでいることはなかったはず。一日中ブラジャーをしている必要はありませんが、ノンワイヤータイプを着用するか、何か上にはおるなど、ちょっとした心配りをするだけで、ずいぶん印象が変わります。
部屋着だって、かわいいタイプをチョイスして、自分をよく見せたいと自然に気にしていたのではないでしょうか。以前は意識せずに行っていたことを今もつづけていますか?

 緊張感がなくなった男女の間に、セックスの香りはたちません。男と女を捨てない男女は、お互いに賢く、小さな努力を積み上げているもの。
こんなものだから、とあきらめてしまえば、そこまでです。

 セックスの香りを絶えさせないように、あきらめないで(自戒を込めて)。

宋美玄『ずっとずっと愛し合いたい セックスしつづける男と女のルール』

 5人に2人がセックスレスの時代、どうしたら男女がマンネリに陥らず関係を深めることができるのか。朝セックスをする、ローションを活用するなど具体的な方法から、相手のEDが疑われる場合や妊娠出産時に気をつけたいことなど、いま注目の産婦人科医が、「我慢しない、無理しない、あきらめない」方法を紹介する。永久保存版のアドバイス集。

著者プロフィール

 1976年兵庫県生まれ。医学博士。2001年大阪大学医学部医学科卒。同年医師免許取得。大阪大学産婦人科入局。07年川崎医科大学講師就任。09年ロンドン大学病院の胎児超音波部門に留学。10年より都内の病院で現役産婦人科医として従事すると同時に、セックスや女性の性、妊娠などについて女性の立場から積極的な啓蒙活動を行っている。著書に『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』(ブックマン社)、『産科女医からの大切なお願い』(無双舎)など。