「セックスは愛する男と」なんて諦めろ!こじらせた片思いを成就させる方法

易で学んだ「物極則反」の法則

こじらせた女性 Butz.2013

起業ブームで、猫も杓子も脱サラして独立・開業しているご時世ですが、行きつけのバーでちょくちょく顔を合わせる常連客のA子さんは、真逆の価値観を持つ女性です。彼女の処世術は、「この人についていけば間違いない!」と確信できる人物の傘下に入るやり方。
本人いわく、「自分の実力は、たかが知れている。一方で、成功する人物を見極める『先見の明』はある」とのこと。もちろん、どれだけの大物であっても、失敗することはあります。その場合は、速やかに去り、次なる大物を見つけるのだとか。

ポイントは、「速やかに去り」って部分なのでしょうね。そのへんは、筆者自身も常々心がけています。公私共に。向いていないと気付いたら、速やかに諦めるのが、自分スタイル。たとえば5年前、ノンフィクション原稿だけでなく、シナリオも書けるようになりたいと、脚本家の養成所に通ったことがあります。同じようなものだろうと、高を括っていたら、全くの別物で、いっこうに芽が出ず、1年経った時点で諦めました。

2年前は「易」。婦女子の習い事で「易」ってどうなのよとツッコミが入りそうですが、実はライターであると同時に、占い師でもある筆者。西洋占星術とタロットが専門なのですが、筆者の顔は「西洋」というよりも、コテコテの「東洋」。だったら東洋の占術のほうが向いているかもと、易教室に駆け込んだのですが、これまたいっこうに芽が出ず。前例に則って、1年経った時点で諦めました。

けれども、易の先生から教わった内容には「なるほど!」と唸らされる部分が多々ありまして。中でもお気に入りは、「物極則反」って言葉。簡単に言うと、極限に達すると、そこから一気に真逆の方向に転じるって意味だそうです。

筆者の場合、髪の色がまさにそれ! 20代の頃に、茶髪だの金髪だのIZAMのようなピンク色だの、極限までカラーリングしたことで、そこから一気に真逆の方向性に転じて、いまは黒髪一筋! カラーリングする気なんぞ、一切ないです。

セックスも然り。21歳のロストヴァージンから昨年までの17年間、ヤリマンとしてひたすらセックスに励むという極限に達したことで、そこから一気に真逆の方向性に転じて、いまは無駄撃ちしない賢者モード。追い打ちをかけるかのように、数ヶ月前に受けた婦人科検診で、子宮頸がんの原因となるHPVウイルスに感染していることも発覚したため、ますますセックスに慎重になった筆者。

なので、基本的には「無駄打ち厳禁」を推奨する姿勢です。と、ここまで断言しておきながら、いまから真逆のことを書きます(笑)。