バイブセカンドヴァージン
そのバイブさんと邂逅したのは3年後。だめんずでも許せるぐらい、セックスがドSな男と付き合っていたときです。偶然、部屋でバイブを見つけられ、まだ動くことを確認するとそのままセックスで使う流れに。
すると、不思議なことに最初あれだけ「予想と反して気持ちよくない!」と思ったバイブが今度は震えるほど気持ちいい! 耳元で心地よく響く淫語責めに脳内からアドレナリンが放出され、恍惚としていると下半身を襲うバイブ! 痛いと思っていた根元のイボイボも、邪魔だと思っていたクリ用の舌も全てが気持ちいい! バイブってこんなに気持ちいいもんなの…!?と自分でも驚きました。
使うときのシチュエーションや自分の気持ちで快感は全く変わるんですね。
最初はバイブに対して抵抗感があった私も、「これでオナニーライフが変わるゼ」と密かに喜んでいました。
人に使われてこそのバイブ
しかしその後、「自分でオナニーするときにも使ってみよう!」とこっそり使ってみたのですが、彼に使われているときほど気持ちがよくない。どちらかと言うと最初にご主人様に使われたときのような感覚……。いくら前夜のセックスを思い出しながら使っても微妙な感じ。結局いつも通り指で昇天することに。
それから今まで十数年経ちますが、自分にとってバイブとは「プレイでの道具」。バイブを挿入されながら彼のものをおしゃぶりしている(もしくはその逆)には興奮するのですが、いざバイブを1人で使うと醒めてしまうのかもしれません……1度使って壊れるまでハマッた「オルガスター」を除いては。あれは本当に気持ちよかった…。
最近は保温機能があったり、タテにピストンをしたりするなど「女性のかゆいところへ手が届く」バイブがたくさん出ているようですね。そろそろ数年ぶりにバイブにサードヴァージンを捧げてもいい時期なのかもしれません。
さーてリサーチしなくては!!
Text/りえ坊
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