自分だけの時間は彼氏と過ごす時間と同じくらい大事だ。
いや、前者の方がもっと大事かもしれない。
毎日ずっと恋人と一緒にいなきゃいけない恋愛なんて地獄絵図にしか見えない。
読書したり、音楽を聴いたり、気の合う友達と食事したり、彼氏抜きで小旅行に行ったり、そういう時間があるから恋愛もより豊かになる。
オナニーだって大事な息抜きだ。
距離が近いからこそ摩擦も増える。
恋愛をしていれば毒物も溜まる。
だから、意図的に彼氏と別々に過ごせる時間を作るようにしている。
同棲して同じ空間にいたとしても、それぞれ別の作業に夢中になる。
友達の輪はできるだけ混ぜないようにする。
お互いの知らない場所で溜まった毒物を吐き出せる機会があるから、また冷静になって目の前の恋愛に向き合える。
流行りのデトックスである。
別にここでどちらが正しいかという話がしたいわけではない。
人が違えば恋愛のスタイルは変わる。
組み合わせが違えば恋愛の形も変わる。
その時々によって、自分に一番しっくり来るものを選べばいい。
目の前を見ればオプションはいつも山ほどある。
恋愛のルールを決めるのはその恋愛をする本人たちだ。
そして、「彼氏はどこ?」なんて退屈な質問はしないで、パーティで思う存分にワインを飲ませて欲しい。
Text/キャシー
- 1
- 2