イベント主催者にお話を聞いてみましたよ

 イベント主催者である日本アダルトVR推進機構の加藤健人さんによると今回のイベントを通じて「まずはアダルトVRの存在を知ってもらいたかった。」とのこと。

 また「世の中のセックスに対する費用的、精神的コストが高すぎる」とも語り、セックスをVRに置き換えることで、セックスから生じる精神的心労が軽減できるとのことです。

 なお、今年の夏には大きな会場で第二弾イベントを予定しているとのことですよ。

iraiza イライザ アダルトVR VR アダルトVRフェスタ01 秋葉原 日本アダルトVR推進機構 吉田氏

 今回のイベントは個人出展も多く「アダルトVR」の最終形態というわけではなさそうでしたが、来場者や出展者の熱気を見ていると「アダルトVR」への期待の高さがムンムンと伝わってまいりました。

「エロがテクノロジーを進化させる」と言われるように、ビデオデッキやPC、スマートフォンは、パーソナルな欲求を満たすデバイスとして急速に浸透していったことは確かです。今後「アダルトVR」というジャンルがVR普及の起爆剤となる可能性は多いにありそうですね。

 ただ少し気になるのは、さらに受動的なコンテンツが増えていくんじゃないかということ。ヘッドセットをかぶれば思い通りに動いてくれるVR彼女。自動的にすべての処理をしてもらえる“性活”に慣れてしまった男性は、果たして本番時に “男性”として機能するのでしょうか?

 あぁ、ただただベッドに横たわるだけのオスマグロが量産されないことを心から祈るばかりです。

 逆に、女性向けのアダルトVRコンテンツは出てこないのか?
個人的には単に性欲を解消するためのコンテンツとしては、VRデバイスがまだまだ大きすぎる気がいたします。PCを起動させて、ヘッドセットをかぶって、そんなことをしている間に、というよりも部屋の中でそんなことをしている自分を想像すると萎えてしまいそうな気もします。

 現状だと、女性は部屋で一人で楽しむよりも、好きなキャラやタレントとデートができちゃうVRカフェとかの方がいいのかも知れませんね。

 とはいえ、みなさま、気づいたら彼の隣にはVR彼女がいるかもしれません。「俺、今日はVR彼女にするわ」なんて言われないように、今のうちにしっかり女を磨きましょ♡

Text/iraiza