生ハメを堪能できるのは男だけ

 生ハメは、コンドーム装着の手間を省けるので、前戯から挿入への流れが非常にスムーズです。また、「生ハメ、わーい!」とフルチンで駆け回る相手男性の姿を見て、なんとも微笑ましい気分になる女性もいるでしょう。
しかし! 「楽」の部分はここまでです。根元まで深々と挿入された途端、「苦」ゾーンへと突入します。

「前回の生理はいつだったかのぅ?」「ガマン汁で妊娠することもあるって聞いたことがあるぞ」「こやつ、おかしな病に感染していないだろうな?」など、様々な不安が一気に押し寄せ、快感どころではなくなるのです。これぞ、「苦」!
さらに! 自分はちっとも快感に集中できていないというのに、生ハメの快感を堪能しまくっている男の顔を見ていると、段々腹が立ってきます。

 しかし、腹を立てている場合ではなく、「出す時は外に出してね」と、念押しスピーチもしなければなりません。その念押しスピーチに対して、たとえ冗談でも、「えー、どうしようかなぁ」「気持ち良すぎて出ちゃいそうだよ」などと言われると、腹立たしさは頂点に達するでしょう。

「苦」は、まだまだ続きます。次の生理が始まるまで、気分はさながら判決を待つ被告人のよう! 一時の「楽」に身を任せた我が身を、ひたすら後悔する数週間と向き合わねばなりません。そう考えると、やはり生ハメは断固阻止すべきなのです。

『水戸黄門』に話を戻すと、ちょうど二番の歌詞に「♪じーんせい、勇気がー必要だー♪」とあります。
アナルプレイ回避や生ハメ回避にも勇気を持って、ノーといえる女性になりましょう。

Text/菊池美佳子