ごっくんウーマンの共通点

 さて、ぼちぼち本題に入りましょうか。
「良薬は口に苦し」とは、「効き目のある薬が不味いように、身のためになる忠告は聞いていて辛い」という意味です。そこから転じて、「不愉快な忠告だとしても、自分のためになると思って、素直に受け入れましょう」となります。
これをAM流にアレンジすると、「精液は口に苦し」といったところでしょうか。

 精液って、苦いというか不味いというか……どんな言葉を用いても言い表せないくらい、兎にも角にも凄まじい味ですよね。
いかに惚れているオトコの精液といえど、「ごっくん」は我々女性にとってはかなりの苦行! 「ごっくん」は、未来永劫ご遠慮したいプレイです。ねっ、皆もそうでしょ?

 ところがどっこい! 精液を飲むことを苦行と思わない、聖女のようなごっくんウーマンが、ごく少数ではありますが、確かに存在するのです。
彼女たちは、さながら清涼飲料水を飲み干すかのごときイメージで、「ワタシ、飲んじゃうよー」と屈託のない笑顔を見せます。
決して、「愛を証明するため」だとか、「許容範囲の広さを見せつけるため」とか、そういった計算は一切なく、当たり前のように飲み干すのです。

 そして! ここからが肝心です。ごっくんウーマンたちには、とある共通点があります。皆、めっちゃモテるのです。
しかも、肉体関係を持った男性たちにモテているという意味ではなく、肉体関係の有無に関係なくモテているのです。

 筆者は悟りました。モテる女性とモテない女性の違い……それは、前者が当たり前のこととして行なっていることを、後者はできていないのです。
精液を飲み干すこと以外にも、ごっくんウーマンたちには様々な「当たり前オプション」が搭載されています。

 例えばデートの約束! 多くの女性は、「来週の○曜日の△時に□□で待ち合わせよう」など、スケジューリング形式を希望しますが、ごっくんウーマンは、「今から新橋で一杯どうよ?」などの、男性特有の急な誘いにも当たり前のように応じています。
逆に、モテない女性に限って、「急に誘われてもムリ!」と跳ね除けたりするのです。

 ごっくんウーマンは、感覚が男性的なのかもしれませんね。
「ごっくんプレイ」も「急な待ち合わせ」も、どちらも男性的です。だからこそ、男性と波長が合い、その結果モテているのでしょう。