リア充よりオタクの方が結婚しやすい時代?/元非モテこじらせオタクの性事情(4)

 4人目のゲストは友人Yくん(33歳、会社員)。
28歳まで異性に縁がなかったのが、私のスパルタ指導を受けて彼女を作り、結婚に至った男子です(以前、ニコ動の連載にも登場)。
今では幸せな二児のパパの彼とトークしました!

 第1回第2回第3回とあわせてご覧ください。

第4回:若者たちの果敢なオナニーチャレンジ

アルテイシア 魁!セックス塾 童貞 イケメン 草食 artist in doing nothing

アルテイシア(以下、アル):この連載を始めて、ホントに性って人それぞれだなと思った。
うちの弟みたいに昔から興味が薄い人もいれば、「十代の頃はエロで頭いっぱいで、色んなオナニーを試しました!」って人もいるし。

Y:十代はエロで頭いっぱいな男が多いと思いますよ。僕も中学の時、家のベランダでオナニーするのにハマっていたし(笑)。

アル:冬は寒いだろう。

Y:寒いんですけど、背徳感と開放感を求めて。

アル:出した精液はベランダの草花に与えていたの?

Y:いやいや(笑)、ホースの水で排水溝に流していました。
あと男友達の中には、伸びたカップラーメンでオナニーを試した奴もいましたね。

アル:ミミズ千匹を味わえるっていう、都市伝説的なやつね(笑)。

Y:そいつはラーメンが冷めきってなくて、チンコをヤケドしていましたよ。

アル:田中圭一さんの『死ぬかと思ったH』って漫画でも、読者のオナニー体験が紹介されててさ。<茹でたコンニャクを冷まして、切れ込みを入れてチンコを突っ込んだら、中心部はまだ高温でヤケドした>ってエピソードが載ってたよ(笑)。
しかも「ぐあああー!!」と叫んだら両親が駆けつけたので、「突然コンニャクが食べたくなって、食べたらヤケドして」と無理な言い訳したって。

Y:うわー!色んな意味で最悪ですね。

アル:男友達もコンニャクオナニーに挑んでチンコを突っ込んだら、唐辛子入りのコンニャクで「ぐあああー!」と叫んだらしい。

Y:コンニャク試してる奴って多いんだな(笑)。

アル:あと元彼に聞いた話だと、中学の時、掃除機を見てるうちに「バキュームフェラできるんじゃ?」と思いついて、チンポを突っ込んだら「ズボボボボッ!」と吸い込まれて悶絶したらしい。

Y:それは予想できるでしょう(笑)!

アル:私も「男って本当にバカだな」と感心したよ。穴があったら突っ込みたい本能があるのか。

Y:女性同士はオナニーの話ってするんですか?

アル:最近はする人も増えていると思う。私が作家デビューした10年前は「オナニーの話は女友達にもできない」って声が多かったけど。

Y:やっぱり「恥ずかしい」とか「欲求不満と思われそう」とか?

アル:そういうネガティブなイメージも強かったし、「女が性的欲求をもつ」ってことに罪悪感をもつ女子も多かった。
だから私は「セックスなんて笑い飛ばしていい」「タブー視や神聖視しなくていい」と伝えたくて、お笑いエロコラムを書いてきたんですわ。

Y:笑い話にできる方が、じめじめ暗い感じよりいいですよね。気持ちも解放されるだろうし。

アル:オープンに話し合えた方がセックスの満足度も上がるしね。

Y:うちの奥さんも「そんなこと口にしちゃいけない」って感じだったから、聞き出すのに苦労しました。少しずつ心をほぐしていって…みたいな。
お陰で今はお互い本音で話せていると思います。

アル:そりゃよかった。ただし顔面騎乗はリクエストしないようにな!

Y:それはしてませんって(笑)!