前回の「一年で一番体が変わる日!春分の日に激しいセックスをしよう」も合わせてどうぞ。
SEXと妊娠の関係の真実
SEXと妊娠。
切っても切れない関係だよね。
でも、一つ知っておいてもらいたいことがあるの。
ビックリするような事実。
それは「生理があって、SEXすれば妊娠する」は間違った常識だっていうこと。
「SEX=妊娠」でも、「排卵日のSEX=妊娠」でもないの。
この「SEX=妊娠」という間違った常識が「赤ちゃんができない私って不妊?どこかが悪いの?」って悩む女性をたくさん生み出しているんだよ。
「SEXしたら妊娠できる」っていうのは、卵がピチピチしている10代~ 20代の話。
30代以降の生殖器は「SEXするとたまにできることもあるよ」という感じ。
それに今は昔と比べて、骨盤がカチカチだったり、生殖器の血行が悪いから、20代でも排卵に元気がない子も多いな。
でも、「SEXすると、たまに妊娠する」は正常なことなの。
生殖器に問題がなくても、排卵が元気でも、妊娠できないことはよくあるんだよ。
こんなに科学が進歩した現代でも、妊娠の仕組みはまだまだ謎だらけ。不妊治療の権威のある先生でさえも「妊娠しやすい体の定義」は、わからないらしい。
良い卵子、良い受精卵、良い状態の子宮であっても、必ず妊娠できるとは限らないし、逆に元気のない受精卵で、筋腫だらけ、カチカチに緊張した子宮でも妊娠できることもある。
どうやら妊娠ってそういうものらしいの。
体を触ると卵巣や子宮の様子が分かる
きらくかんにも妊娠を望む女性はたくさん来るよ。
妊娠しやすい体の定義はわからなくても、私たちは骨盤内の血行改善をすれば生殖器が元気になることは知っているから、質のいい排卵や、状態のいい子宮になるようアドバイスはできる。
卵巣も子宮も、おなかの上から触るとだいたい様子はわかるの。
子宮の硬さ、位置、大きさはおなかを触ればよくわかるし、働きのいい卵巣は、排卵の前になるとホカホカでふんわりしてくるの。
みんなも排卵や生理のとき、自分のおなかを触ってごらん。
おへそ辺りを触ってみて、他の部分よりもホカホカしているところが子宮だよ。
排卵前になると、恥骨の斜め上あたりがふんわり温かくなってくる。そこが卵巣。
きらくかんに来る人たちは、病院での不妊治療と平行して利用してくれる人が多いから、病院での検査結果と合わせると、
「このエクササイズをやったときは、卵子の育ちがいいな」とか、
「おなかの感触がこういう感じになると、受精卵が着床しやすいんだな」と良くわかるの。
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