歴史的に見て、生殖器は使い方で熟成度が違う
生殖器っていうのは面白い臓器でさ、使い方が成長と大きく関わってくるんだよね。 まあ、他の臓器もそういう面があるんだけど、「私、子供のころあんまり肝臓使ってなかったから未熟なのー」とか「小さい時にあんまり歩かなかったから足が短いんだよねー」なんて言うことはないよね。
でも生殖器は使い方で熟成度が違う。
あんまり使わないといくつになっても熟成しないの。生殖器は体のなかで一番成熟が遅い器官なんだ。
そして、おそらく昔よりも現代のほうがさらに成熟が遅いと思うよ。
今の女の子たちは生殖器が成熟するまで30歳前後までかかっている人がほとんどなんじゃないかな。
こんなこと言うと「何!?じゃあアンタ、昔の人の整体でもしたワケ??」って噛みついてくる人もいるかもしれないけど、この仕事を20年しているとさー、もう写真を見ただけで、大体どんな体の使い方をしてきたかがわかるの。
今ある体っていうのは使い方の結果で、生まれつきというよりも、使い方のほうが影響が大きいんだよ。
ずーっと人任せで生きてきた人は本当にハラの力がないし、一日中座りっぱなしの人はやっぱり筋力がない。
体を観ればどんな歩き方をしているか、どんな座り方の癖があるか、そしてどういう思考のパターンになりやすいか、だいたい見当がつくんだよ。
例えば、面白いところでは「あ、この人いろんな物が捨てられなくて家の中が物だらけだろうな」なんてこともわかる。
体も同じで、手放せなくていろいろ抱えているような体になってくるの。
体はその人の歴史、履歴書みたいなものなんだよ。
体を観るとその人の人生が垣間見られる。だから、霊能者でもエスパーでもないんだよ。
だってみんな見えるようになってくるもん。
そしてすごいのは、今がどんな体でも、使い方を変えれば体は必ず変わるの。
体が変わると、感受性や思考のパターンも変わってくる。体ってすごいよー。面白いよー。
少し、生殖器今昔物語を話してみるね。