「してほしいこと」は言葉で伝えよう
さて解決策ですが、Aさんにできることは、Aさん自身が取扱説明書になるということです。そのために必要なのがこの2点。
1. してほしいことや気持ちを言葉で伝える(言葉を使わずにやってほしいことに誘導するのは上級者向けなのです)。
2. オナニーで自分の気持ちいい場所と気持ちよくなる方法を知り、自己開発をする。
1. 言葉で伝える
言葉を使うといっても、「なんで前戯しないの?」「なんでキスはイヤなの?」と疑問形式にはしないでください。キスを無言で避けたり突き放したりするタイプの彼なら、間違いなく押し黙ってしまい、状況が悪化することになるでしょう。
チュッチュッというバードキスを頻繁にするということなら「首にもそのキスしてみて」と可愛くおねだりするのはどうでしょうか。お願いすることに慣れるのも大事です。伝え方も少し工夫してみましょう。「もうちょっと触ってほしい」というよりは、具体的に、「どこ」に「何を」して欲しいのか言えたら、彼もわかりやすいと思います。実行してくれたら「それ気持ちいい」と、感想を言うのも必ずセットにしましょう。イマイチ感じなかったら「あはは、くすぐったかった。じゃあこっちにキスしてみて。あっ、こっちのほうが気持ちいいかも」と会話するように誘導するといいです。
でも、最後まで喋りっぱなしじゃあ雰囲気も壊れるかもしれませんよね。一気にお願いしようとせず、最初はキスを唇以外の場所にしてもらうことを目標にして、少しずつAさんの体の説明をしていけばいいんじゃないでしょうか。
2.オナニーで自己開発する
「どこ」に「何を」して欲しいのかを上手に説明するためには、まずAさんがセックスで気持ちよくなれるための体を作っておいた方がいいです。もし彼が指南書を読み漁ってその通りに前戯をしてくれたとしても、Aさんが感じることができなかったら意味ないですよね。それに、彼としてもAさんの気持ちいい姿を見ることができなかったら、前戯することに意味を見出せずにやめてしまうと思います。
だから、自分の体をどんな風に刺激したら気持ちよくなるのかをAさん自身で把握しておいて欲しいのです。そうすれば「もうちょっとこう触ってくれたら気持ちいいのにな」、「この触り方の方がキモチイイ」ということを伝えられるようになります。
そのために必要なのがオナニーなんですよね。自分の手を使って胸や外陰部、膣の中を開発していきましょう。以前紹介した下記の4つの記事が、自己開発に役立つと思いますので、是非参考にしてみてくださいね。
・クリトリスでイクには週4のオナニーから!エロに反応しやすい体作りのコツ
・クリトリスの気持ちイイところはほとんど内側!?ムズムズする弱めの刺激から強めてエロ体質へ
・クリトリスの根元を刺激して性感帯を開発しよう!先っぽ以外でも気持ち良くなれる身体に
・Gスポットは存在しなかった!?気持ち良くなるには自分の体を知ることから始めよう
これで必ず成功するとは言いません。でも、セックスは何度失敗してもいいんですよ。失敗しながら時間をかけてお互いが楽しいと思えるセックスを作っていけばいいんじゃないでしょうか。
ということで、お正月休みに二人で、まずは「ふたりエッチ」を読み漁ることをおすすめします。
Text/Betsy
次回は <ふわっふわの股間を手に入れる 2017年パンツの中のスキンケア>です。
2017年のビッチライフの幕開けを告げるテーマは「パンツの中のスキンケア」。2016年終盤に怠ってしまったスキンケアによりパンツの中が大変なことになってしまっていませんか?そこで、今回は年始だからこそ綺麗に保ちたいアソコについて徹底追及していきます。