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  • 2016.12.29

前戯を知らないセックス初心者の男に、前戯の素晴らしさを伝える方法

世の中にセックス指南書は数あれど、なかなかそれ通りにいかないのがセックス。実は中級以上向けというものも多いんです。今回AM読者から寄せられたのは、どうやってセックス初心者がセックス初心者に前戯を教えたらいいのかという相談。上級者向けではない、たったふたつのポイントをBetsyさんが教えてくれました!

 今年も素敵ビッチのたのしい性活を読んで頂きありがとうございました。今年最後となる今回は読者の方からの相談にお答えします。
(※内容は一部修正しています。質問はこちらのフォームからどうぞ!)

前戯をしてくれない夫

 結婚一年目の30代夫婦ですが、お互い初体験同士でセックスの経験が浅いです。 さらには当初からレス気味だったため経験値が貯まりません。 私はベッツィーさんの連載などを読んで必死に研究・実践しているのですが、夫はそういった努力を一切しません。 前戯は当然ナシ。そもそもやり方を知らないのではないかと最近思い至りました。そこで、以前おっしゃっていた「自分のしてほしいことはまず自分から相手にしてあげよう」という言葉を思い出し、自分から首筋に触れるなどしてみましたが、くすぐったがって突き放される始末。普段もバードキス止まりです。夫は現状で満足しているのか向上心がなく、こちらから現状打開を促さなくてはならないという情けない状態です。
 そこでベッツィーさん、理系男子でも理解できるわかりやすくテクニカルな表現で書かれたセックス連載をしていただけませんでしょうか?夫は男だらけの環境で育ったためか甘さとは無縁のようで、ムードや甘い雰囲気はとうの昔に諦めています。キスマークの存在も知らなかったほど性の知識がありません。家電の取り扱い説明書のようにシンプルな指南連載をぜひ、お願いします。(Aさん)

Betsy 素敵ビッチ セックス

 SNSでも同じような悩みを数件頂いているのでこちらを採用しました。

 そうですね。たしかに家電の取り扱い説明書のようなものがあれば、便利でわかりやすいと思います。でも残念ながらセックスって、家電と違って説明書通りにはいかないんですよね。
現に、Aさんが女子向け指南書代わりに私のコラムを読み、「やってほしいことを自分からやってみる」ということを実践してみたけど上手くいかなかったわけですよね。
説明書や指南書って便利ですけど、Aさんご夫婦にとって、本当に必要な項目が何なのかがわからなければ、指南書があっても役に立たないんじゃないかなと思います。

 例えば、甘いムードの出し方、長いディープキスのやり方、好みの前戯へ誘導する方法などの項目は、一見セックスの初級編のような感じがするので最初に試してみたくなるかもしれませんが、指南書でいうと実は中級以上です。
だって、甘いムードなんていうのは、これから始まる「嬉しくて、恥ずかしくて、でも興奮してキモチイイ行為」を予期しているからこそ自然と出る雰囲気であって、そういう“嬉し恥ずかしキモチイイ”感覚をセックスで感じたことがなければ、出そうと思っても出るものじゃないですよね。

 とはいえ、いつも前戯をしないで挿入するというのは困りましたね。全国の男子中高生が性の教科書代わりに読んできた漫画「ふたりエッチ」をご存知ないんでしょうか…。
察するに、彼が前戯をすっ飛ばして挿入するのは、①前戯のやり方がわからない、②前戯のメリットを知らないというのが大きな理由だと思います。

 きっとディープキスを含め、前戯をどうやってすればいいのかよくわからないんでしょうね。「上手にできなかったらどうしよう…」と不安に思っているのかもしれませんし、何のために前戯をするのか知らないんだと思います。男性と同じように、挿入すれば女性もだんだんと気持ちよくなってくるものだと思っている可能性もあります。

 上手く前戯すると女性の体は温かくなってくるので抱き心地がよくなり、気持ちいいあまりに悶える女性の姿が見られるので、男性にとっては視覚的な興奮材料になります。そして、膣の中は充血してふっくらとしてくるので、挿入感も格段によくなるはずです。それを知らずにすぐに突っ込むなんて、もったいない話ですね。

「してほしいこと」は言葉で伝えよう

 さて解決策ですが、Aさんにできることは、Aさん自身が取扱説明書になるということです。そのために必要なのがこの2点。

1. してほしいことや気持ちを言葉で伝える(言葉を使わずにやってほしいことに誘導するのは上級者向けなのです)。
2. オナニーで自分の気持ちいい場所と気持ちよくなる方法を知り、自己開発をする。

1. 言葉で伝える
 言葉を使うといっても、「なんで前戯しないの?」「なんでキスはイヤなの?」と疑問形式にはしないでください。キスを無言で避けたり突き放したりするタイプの彼なら、間違いなく押し黙ってしまい、状況が悪化することになるでしょう。

 チュッチュッというバードキスを頻繁にするということなら「首にもそのキスしてみて」と可愛くおねだりするのはどうでしょうか。お願いすることに慣れるのも大事です。伝え方も少し工夫してみましょう。「もうちょっと触ってほしい」というよりは、具体的に、「どこ」に「何を」して欲しいのか言えたら、彼もわかりやすいと思います。実行してくれたら「それ気持ちいい」と、感想を言うのも必ずセットにしましょう。イマイチ感じなかったら「あはは、くすぐったかった。じゃあこっちにキスしてみて。あっ、こっちのほうが気持ちいいかも」と会話するように誘導するといいです。

 でも、最後まで喋りっぱなしじゃあ雰囲気も壊れるかもしれませんよね。一気にお願いしようとせず、最初はキスを唇以外の場所にしてもらうことを目標にして、少しずつAさんの体の説明をしていけばいいんじゃないでしょうか。

2.オナニーで自己開発する
「どこ」に「何を」して欲しいのかを上手に説明するためには、まずAさんがセックスで気持ちよくなれるための体を作っておいた方がいいです。もし彼が指南書を読み漁ってその通りに前戯をしてくれたとしても、Aさんが感じることができなかったら意味ないですよね。それに、彼としてもAさんの気持ちいい姿を見ることができなかったら、前戯することに意味を見出せずにやめてしまうと思います。

 だから、自分の体をどんな風に刺激したら気持ちよくなるのかをAさん自身で把握しておいて欲しいのです。そうすれば「もうちょっとこう触ってくれたら気持ちいいのにな」、「この触り方の方がキモチイイ」ということを伝えられるようになります。

 そのために必要なのがオナニーなんですよね。自分の手を使って胸や外陰部、膣の中を開発していきましょう。以前紹介した下記の4つの記事が、自己開発に役立つと思いますので、是非参考にしてみてくださいね。

・クリトリスでイクには週4のオナニーから!エロに反応しやすい体作りのコツ
・クリトリスの気持ちイイところはほとんど内側!?ムズムズする弱めの刺激から強めてエロ体質へ
・クリトリスの根元を刺激して性感帯を開発しよう!先っぽ以外でも気持ち良くなれる身体に
・Gスポットは存在しなかった!?気持ち良くなるには自分の体を知ることから始めよう


 これで必ず成功するとは言いません。でも、セックスは何度失敗してもいいんですよ。失敗しながら時間をかけてお互いが楽しいと思えるセックスを作っていけばいいんじゃないでしょうか。
ということで、お正月休みに二人で、まずは「ふたりエッチ」を読み漁ることをおすすめします。


Text/Betsy

次回は <ふわっふわの股間を手に入れる 2017年パンツの中のスキンケア>です。
2017年のビッチライフの幕開けを告げるテーマは「パンツの中のスキンケア」。2016年終盤に怠ってしまったスキンケアによりパンツの中が大変なことになってしまっていませんか?そこで、今回は年始だからこそ綺麗に保ちたいアソコについて徹底追及していきます。

ライタープロフィール

Betsy(ベッツィー)
セックスとメタルとおむすびを愛する米食系アラサービッチ。
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