パンツの中よりプライベートな場所は「顔」!?顔にふれるキスが興奮する理由

股間よりも取り扱いの難しい場所

Betsy 素敵ビッチ セックス キス 触れる Adrianna Calvo

いつもはパンツの中身の話をすることが多いこのコラムですが、今回は股間よりもプライベートで、取り扱いが難しい場所についてお話しします。

股間よりもプライベートな場所、それは顔です。

顔を含めた首から上って、他人からそう簡単に触れられる場所ではないですよね。体に触れ合うような関係でない人に突然、顔を触れられそうになったら、思わず仰け反ってしまいます。セックスしている間柄でも、唇や頬、首筋にキスされたり、耳を舐められたりすることはあっても、顔に触れられることは少ないと思います。

初回のセックスで顔にベタベタと触れてくるような人は、慣れ慣れしくボディタッチしまくる人と同じくらい不快じゃないですか?
「股間にはたっぷり触れて欲しいけど、顔には触らないで」と言いたくなります。

「あごクイ」に女が弱い理由

それって、顔に触られるとメイクが落ちるから、という単純な理由だけではないと思うんですよね。顔に触れられると、他の場所に触れられるよりも感情が動かされる気がするんです。

だから情のあるセックスだとそれがギンギンに効いてしまうんです。普段クールを装っていても、キスしながら顔を両手で優しく包まれ、親指で頬をそっと撫でられたりするともうダメ。
私にもかつてセックスから始まった関係なのに、セフレの関係だけでは満足できなくなってしまったことがありました。

そう感じていた頃、その男性に顔を包まれるキスをされて、思わず涙が溢れてしまったのです。私にもこんなピュアな一面があったんだなと、驚いた記憶があります(笑)。

女性が「あごクイ」にグッとくるのも、まだキスさえしていない相手にプライベートなエリアである顔を触れられるからじゃないでしょうか。これが、「あごクイ」じゃなくて「頬挟み」だったらちょっと踏み込まれすぎて引きますよね。

顔に続いて繊細な場所といえば、頭や首でしょうか。
最もガードのが堅い場所が顔だとして、まだキスもセックスもしていない相手でもギリギリ許せる場所が頭じゃないかなと思います。

だから関係を詰めたい男の人が女性をドキドキさせて恋愛感情と錯覚させるためにやるのが「頭ポンポン」とか「頭ナデナデ」なのかもしれないですね。

それくらい感情を動かされるエリアなので、取り扱いが難しく、距離感を誤ると相手を不快にさせることもあります。でもうまく使うことができれば、興奮や愛情を伝える手段として効果抜群です。