口の断面図
ここで、今回の記事で一番大事な、「唇」について補足しておきます。この記事内で言う「唇」というのは、女性が口紅を塗る部分だけのことではありません。もう少し内側の、粘膜の部分も含みます。右の図(口の断面図)でいうと赤い部分。
この赤い部分を有効的に使えるのが「ハム」の口なんですね。
次に使い方。
*唇同士を押し当てるキス
先ほどの「ハム」の口をぷちゅっと吸い付くように当てて密着させます。離す瞬間に「チュッ」と音が立つ位がちょうどいいです。決して強く押し付けすぎないように、お互いに唇の弾力を感じられる程度にしましょう。
頬や首筋にキスする時でも、エロくも気持ちよくもない小さくて硬いタコみたいな口をスタンプのように押し当てるのではなく、この方法でやると、それだけで鳥肌が立つ“愛撫”になります。
*唇を動かすキス
ここでもまた「ハム」です。唇に厚みと弾力をもたせたまま、お互いの唇を「ハムッ、ハムッ」と動かして唇を愛撫し合います。
相手の唇をすっぽりと覆い尽くすのはNG。
時々相手の上唇や下唇にハムッと吸い付いてちゅるんと離すのもいいです。ここでも強く唇を引っ張るようなことはしません。
これらの段階をすっ飛ばして舌を突っ込んで口中をかき回していた人も多いのではないでしょうか?
情熱的にキスする時でもせめて唇ハムハムから始めて頂きたいです。
次回は《舌先からそっと撫でるように絡める!濡れすぎ注意のディープキス中級者テクを伝授します(後編)》です。
TEXT/Betsy
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