前回は、【竿、亀頭、カリ、裏筋、鈴口】について解説しました。
今回は竿の周辺いろいろ、ということで【玉・袋、蟻の門渡り、前立腺】の取り扱い方法について説明します。
ちんこにまつわる用語説明パート2
【玉・袋】
双子の玉(睾丸)が入っている袋を陰嚢(いんのう)といいます。
よく見ると、眠っている時にも袋と玉がもにょもにょと動いていて不思議な生物のようです。
熱い時にはびろんと伸びて玉が下にさがり、寒い時には袋ごと縮むことで、精子を効率よく作れる温度に保っているんです。
それに、快感が高まった時やイク前には玉が上の方にグッと上がってくるので、バロメーターとしても使えます(笑)。
以前、「簡単なバキューム風フェラと袋&玉の遊び方!フェラ応用編」でお話ししたように、袋も玉も強い刺激にはとても弱いので、相手の好みの刺激度合いがわからなければ、表面を撫でたり舐めたりする程度でいいと思います。
蟻の門渡りは、袋とアナルの間にある会陰(えいん)という部分。
一見何もないスペースに見えますが、大事なスポットなんですよ。
フェラ中に袋の周りを舐めてみたり、玉を刺激してみたりと寄り道すると思うのですが、そのついでに蟻の門渡りにも寄ってみましょう。
まずは、舌先で軽くくすぐるようにします。もしくは空いている手で袋全体を包むようにして、指先でサワサワとタッチするのもいいと思います。
蟻の門渡りは、ちんことアナル周りの筋肉が繋がっている部分で、色んな神経が通っています。
そのため、皮膚表面への軽い刺激でも快感を得やすいんです。
また、深い所には前立腺があるので、指の腹で指圧するように押すと前立腺へ間接的に刺激することができます。
まあまあどうでもいい知識ですが、竿の中にある陰茎海綿体(スポンジ状の勃起性組織)が長い人だと、勃起した際に蟻の門渡りまで硬く盛り上がります。とても弄り甲斐があります。
男性の膀胱の下にある器官で、風俗の回春マッサージで行われているのが、この前立腺のマッサージ。
男性によると、普通のセックスやオナニーで得られる快感とは比べものにならないほど気持ちいいらしいです。
前立腺をより近くからマッサージしようとすると、アナルから指や器具を挿入しなければなりません。
しかし、そもそも男性が皆このマッサージを求めているわけではないですし、興味がない人やアナルに触れられることが断固拒否な人もいます。
なので、気持ちよくさせてやる!と勝手に指を突っ込んだりしないようにしてくださいね(笑)。
会陰を指で指圧することでも多少前立腺を刺激できるので、挿入しないでその指圧だけでも十分だと思いますよ。
次回は、「男がイキやすい体位を勉強しよう!オススメは正常位脚ピン」をお届けします。
Text/Betsy