デリケートゾーンのマッサージ洗いで、気持ちよくニオイケア!

【デリケートゾーンの臭いケア】

におっているかどうか、自己判断が難しいのが、女性器のニオイ。
膣内は、外部からの菌の侵入をふせぐために、常在菌と呼ばれる自分の身体に住みついている菌が身を守ってくれています。

膣内は、乳酸菌の一種のデーデルラインライン桿菌(かんきん)が膣内を酸性に保ってくれていますので、女性器のニオイは、ヨーグルトやチーズのような乳製品の香りに例えられます。多かれ少なかれ、多少は、女性器はにおうもの。乳製品臭がある時には、「常在菌がバリアしてくれている!」とポジティブに考えてみましょう。

気にしすぎもよくないですが、おりものの量も増えていたり、かゆみがあったり、ニオイがきつく感じる場合は、性感染症の可能性もあるので、一度、婦人科の診察をおすすめします。何もなければ、安心ですしね。
ご無沙汰だからって、性感染症と無縁というわけではないんですよ。セックスしていなくても、疲労などで膣内の菌バランスが崩れると、膣カンジダなどになることもあるんです。

あとは、意外に気づきにくいのが「女性器の洗い残し」! 女性器って、ひだがあったり、溝があったり、複雑な構造です。それに、鏡を使わないとじっくり見えない場所にあります。

セックス前に、デリケートゾーンを洗う時の注意点は、

・湯船につかること。
・低刺激のソープを使うこと。
・粘膜以外の部分を泡立てたソープでマッサージするように丁寧に洗うこと。
・セックス前に鏡でチェック。

シャワーだけだと、上から洗い流すので、女性器の場所的に、洗い残ししやすいんです。
とくに、大陰唇と小陰唇の溝の間、クリトリスの包皮とクリトリスの間に、恥垢(ちこう)と呼ばれる垢やトイレットペーパーのかす、おりものがこびりついている場合があります。ニオイの原因にもなるので、洗い終わった後は、鏡をつかってチェックしておきましょう。

女性のデリケートゾーン用ケア用品もじょじょに増えています。
女性の身体に安心なアイテムを選んで使えば、セックスの準備の気分が高まります。
あとは、口臭も女性器のニオイも、疲労とストレスがニオイのもと。外側からのケアだけじゃなく、インナーケアも大事。デートの前は、睡眠をたっぷりとって、万全の体調で挑みましょう。

TEXT /OlliviA