エクスタシーを得るには、愛があるかどうかではなくて、
安心感とお互いの快感スポットを知ることが大事
とはいえ、そんなにセックスって愛が大事なんでしょうか。
本当に本当に彼のことが好きなのに、どうしてもセックスが合わないからセックスレス…なんて話はザラにあります。
じゃあこの二人は愛し合ってないのかといったら、答えはNOでしょう。
たとえばこんな事例があります。
弊社のシリーズで「Face to Face」という作品があります。その作品は、およそ初対面の男女が、とことん自分をさらけ出し合い、セックスで自分のしてほしいことや嫌なことを予め話をしてから致すというもの。案外、パートナーとセックスについてそこまで突っ込んだ話をしたことってあまり無いのではないでしょうか。
そのトークタイムは、VTR上15分程度に編集されているのですが、実際は2~3時間しゃべりっぱなしです。
おかげで「本当は肩が性感帯で…」「クリトリスよりも入口を強めに触ってほしい」といった、その人ならではの快感ポイントが出るわ出るわ!
世の中には「クリトリスがEんだぜ」「GスポットがEんだぜ」という風説があり、先入観もあります。
そのせいでお互いの性感帯に気付けないまま試合が終わってしまい、関係性が終わってしまったカップルも世の中には沢山いることが悔やまれます。
そんな作品ですが、実際の撮影はどうなったと思いますか? ただでさえAVの撮影はスタッフ陣がわんさか現場にいます。ましてや照明だってあてられています。それにも関わらず、ノーローションで、女優さんはセックスに没頭しエクスタっているではありませんか!
まず、互いのパーソナリティーを知ることによって安心感を得る。
そして、互いの快感ポイントを知ることによって、より深い快楽を得ることができるわけです。
そこに愛はあるのか? いや、だってお仕事ですよ!女優さんは所属事務所からお仕事の依頼を受け、スケジュール確認し、「じゃあこの日お仕事ね」というノリで現場に来ています。いわば派遣のような仕組みです。
男優さんだってメーカーから依頼を受けて現場に来てるわけです。そしてセックスの行為内容には構成や台本だってあるんですから…。
10月(まだ結構先…)にシリーズ第3弾がリリースされるのですが、撮影後控室にいくと女優さんが目をウルウルさせながら「本当に、人生で一番気持良かった、なんか泣けてきました」と超感動していて…。
私もなんだかとっても嬉しくなってしまったのです。
Text/牧野江里
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