男友達やファンと結ばれる、青い鳥パターン

アル: 本気で巣作りを考えた時、今まで対象外だった男友達と結婚する人も多いですよね。幸せは近くにあったっていう、青い鳥パターン。

私の周りにもいるけど、そういう女子は良い父親になりそうな相手を選んでいます。それで実際に良い父親になるから、結果的に愛情が深まっている。
夫への愛情が冷める一番の理由って「子育てに協力的じゃないこと」なんだけど、その逆ですよね。あと、ファンと結婚した女友達もいます。

AM: ファンっていうのは、ずっと自分を好きでいてくれた男性ですか。

アル: そうそう。それは私も考えましたよ。 
私は男に合わせるとか無理だから、こちらに合わせてくれる男、「そんなキミが好きだー!」と言ってくれる“私マニア“と結婚しようかなと。
私はだめんず体質じゃないので、男には大切にされたいし、大切にされたら感謝の念で相手を大切にするし。

AM: 青い鳥パターンは、巣作りに向いているかもしれませんね。

アル:「人として尊敬できるか」「同性だったら親友になっているか」って基準で、周りの男性を見てみるといいかも。そういう人とは、お互いにリスペクトする関係を築けるから。
男にナメられて大切にされてない女子は、結婚しても不幸だと思う。本人は「これが私の幸せだ」って言うけど、大抵は思いこみですよね。

女友達で「北半球一のチンカス」と呼ばれる男と付き合っていた子がいるんですけど。その当時は痩せて顔色も悪くて、それでも「彼といられるのが幸せ」とうわ言を呟いていて、友人一同「目を覚ませー!!」と合唱していたんですよ。
その後、長い付き合いの男友達と結婚して、今は子どももいて幸せな家庭を築いています。それで「あの時は狂ってたわ~」と振り返っている。結婚後、そのチンカスから電話がかかってきたそうで「超キモいから着信拒否してやった」とか言ってて。
とても同じ人間の発言とは思えないなと(笑)。やっぱり恋愛感情は信用できない。

AM: 不幸な恋愛が終わった時、青い鳥が見つかるってパターンも多い気がします。

アル: 「安心できる巣がほしい!!」と腹の底から思うからでしょうね。それで自分の視点が変わるんだと思う。人間、辛い時にこそ人生を考えるから。失恋とか病気とか、親が倒れたり死んだりとか、災害に遭ったりとか。
「仕事もプライベートも絶好調♪」みたいな時って、変われないですよね。絶不調な時こそ、幸せになるチャンスだと思う。