本命になる鉄則「ナメられないこと」
アル: はい。そして、自分から誘う時の鉄則は「ナメられないこと」。これは、本命になるための鉄則でもあるけど。1回やったからって「終電なくなったから泊めてよ」とか言ってくる男もいるから。勘違いして、都合のいい女扱いしてくる男が。
AM: 調子に乗るんですね。ナメられない誘い方って、具体的にどうすればいんでしょう?
アル: 具体的にか…こっぱずかしいな(恥)。
えーとまず、「主導権はこちらにあるんだ」と表明しておくこと。
私の場合、お酒を飲んだ帰り道に「うーん」と言います。すると男は「どうしたの?」と聞いてきます。そこで「今、迷ってるんだよね、セックスに誘うかどうか」「う~ん、どうしよっかな~」と言います。すると相手は「誘ってほしい!!」となります。
AM: ドSですね(笑)。
アル: いやでも、勝負の鉄則ですよ。
相手にまわしをとらせちゃダメ。こっちが横綱相撲をしなきゃ…って、相撲の喩えもどうかと思うが(笑)
横綱相撲って<圧倒的な力の差を見せつけて勝つこと>なんですね。
「主導権はこっちにある、セックスするかしないかを決めるのは私だ」と毅然とした態度でいると、男は「セックスさせてください!」となるんです。で、こっちが誘ったのに「お手合わせしてくれてありがとう」と感謝もする。すると結果的に、相手から告白してきたりします。
AM: 下手(したて)に出てはダメだと。
アル:絶対にダメ、相手にリスペクトされることが鉄則。
「私が横綱でおまえは幕下だ」と思い知らせることで、相手は「上にあがりたい!」とやる気になるから。
…ただ、「セックス中は横綱じゃない」のはポイントかもしれません。
新刊の<男の尻子玉を抜くセックス>にも書いたけど、私は痴女系のセックスはしないんですよ。基本、男に攻めさせる。
それで、恥じらい系のリアクションとか甘えたりとかすると、男は「意外ッ!かわいい!」とギャップ萌えする。「俺しか知らない姿!」とグッときて、特別感を味わうんです。
「おまえだけちゃうけどな」と思いつつ、男がハマるのを見るのって気分いいじゃないですか。
AM: “意外性”が男をトリコにする秘訣なんですね。
アル: 奥手っぽい女子が受け身なセックスをしても「やっぱりな」と予想通りだから、「もっと知りたい!」と高まらない。 逆にアグレッシブになることで「意外ッ!エロい!」とギャップ萌えが生じる。
ただ、アグレッシプって痴女的に攻めたりサービスすることじゃなく、「セックスが好きで楽しんでる感」が伝わることです。
そして、セックス後はすみやかに横綱に戻りましょう。