<9条:ヤリチンを嫌って、ヤリチンに嫌われる>

 ヤリチンの詭弁に惑わされず、その本質を見抜けば、ヤリチンが心底嫌いになってきます。すると、ヤリチンセンサーの精度が上がります(人は嫌いなものには反応するから)

 私など、飲み会で「うちに美味いワインとチーズがあるけど、プロジェクターもあって」とか口説いてる男がいたら「どんだけベタにヤリチンやねん!」と即座につっこむので、ものすごく嫌われます。
嫌われると狙われないので、被害に遭いようがない。

 また、ヤリチンを嫌うことには、大きな副効用があります。
「チャラくて口の上手い男ってムカつく、スマートぶりやがって、イタリア人きどりかクソが」とか思い続けてると、真逆のタイプ=真面目なオクテ男子が魅力的に見えてくる。
そう、男の好みを変えられるんですよ!これぞ、ヤリチン好きの女子が幸せになる道。

 女子会で、ヤリチン好きの女友達が「でも彼が好きなの…」とか言ってたら「好きならしかたないよね…」と返さず、炎が上がるほどの悪口大会をしましょう。
悪口を言い続けるうちに「ほんとあいつらクソだな」とふと気づく瞬間がある。そうやって真実に気づかせてあげるのが、友情ではないでしょうか。

<10条:北斗の拳を読む>

 幼い頃から『北斗の拳』などのジャンプ漫画が好きだった私は、<戦闘力の高い男=いい漢(おとこ)>と刷り込まれた。その結果、格闘家の夫(素人童貞)と結婚しました。まあマッチョ萌えもあるけど。

 ケンシロウのように、強きをくじき弱きをたすけ、仁義を貫き、1人の女を一途に愛する漢…そんな“漢の中の漢”に憧れて生きていると、女のケツを追いまわすヤリチンが、ペラッペラの雑魚に見えてくる。
「女とヤレる俺は強いオス」と調子に乗ってるヤリチンに対して「てめーなんか無政府状態になったら秒殺されっぞコラ」と思うようになる。

 今からでも遅くありません。漢の中の漢が登場する漫画やアニメを観ましょう。最近の作品なら『銀魂』もオススメよ。
娘さんをもつ親御さんは、今から与えて英才教育してはいかがでしょう。まあ、娘が腐女子になる可能性も高いが。でもヤリチン好きになるよりはずっといい!

 私は今後も「許さぬ!その愚かな腐った心、根底からたたき滅ぼしてやるわ!(byケンシロウ)」という姿勢で、ヤリヤリ詐欺の撲滅に取り組みます。
女性の皆さん、共闘しましょう!!ほわたぁっ♪

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