「極上のセックス」は見返りを求めない

 セックス中、相手を喜ばせることばかり考えて、「これだけやれば好かれるだろう」とフェラ等のサービスに励む女性。
そんな女性は与えているようで、実は求めている。

 一方、痴女は自分の行為によって相手の反応が変わるのを、ワクワクドキドキ楽しみます。

 与えるフリをして愛情や見返りを求めるのではなく、与えることを純粋に楽しむ。
相手が快楽に悶える姿をみて「男って可愛いなあ、愛しいなあ」と喜びを感じる。
そんなメンタルをもつ痴女になれば、セックスのみならず、恋愛もうまくいきます。

 なぜなら多くの男女は「愛されること」ばかりを求め、「愛することを楽しむ」のが不得意だから。

 人間には<受け入れられて、愛されたい><可愛がられて、ヨシヨシされたい>という願望があります。
愛され痴女は「男って可愛いなあ、愛しいなあ」と喜びを感じながら、自然とその願望を満たす。
そこには、見返りを求めるケチな精神はありません。

 すなわち、愛され痴女の最終形は、北斗の拳のユリア*1。

メイン2 *北斗の拳ユリア外伝慈母の星/小学館 武論尊 (著), 原 哲夫 (著), 笠井 晶水 (イラスト) ケンシロウの婚約者にして、ラオウ、トキ、シン、ジュウザら、北斗・南斗の多くの男たちを魅惑した。トキから彼女の話を聞かされたマミヤは「知る男全てが心引かれる存在」と嫉妬にも似た感情を抱く。

 ユリアは慈母の宿星をもち、必殺技は慈愛です…なんだそりゃ。
しかしユリアのモテぶりはハンパなく、タッチの朝倉南など足元にも及びません。

 ユリアの慈愛に触れると、凶悪なザコキャラですら目がキラキラと輝き、農作業に勤しんだりする。
つまり、ユリアは無償の愛を与えることで、全ての男の尻子玉を抜くのです。

 我ら痴女もユリア先輩をお手本にしましょう。

 フェラ中に鼻呼吸してブタ鼻が鳴ろうが、松葉崩し中に「に、に、肉がぁ…!」と己の三段腹に狼狽しようが、我々はハート様*2ではなくユリア。

 男をかわいがって喜ばせることを、純粋に楽しむ。
そんな痴女精神で臨めば、男女ともに満足のいく、極上のセックスを実現できます。

*2ハート様…究極のピザ体型で、ケンシロウからも豚呼ばわりされているが、その肉厚から殆どの拳法を吸収して無効化してしまう事により、「拳法殺し」の異名を持っている。
しかし、痩せていた頃のハート様は美少年だったとか?さっそくググってみよう!