正しい技術を教えるための、4つのポイント
1.言葉で教える
AVは視覚的効果を高めるため「オラオラッ!ズバババッ!」というバトル漫画的なセックスが頻出します。
それを見て育った男性は「勢いまかせ・力まかせ」な愛撫を好む。
一方、女性が好む愛撫は「たっぷり焦らしながら、ゆっくり優しく丁寧に」
AVのようなスピードとパワーは邪魔なのですね。
女性誌には<可愛く甘えながら、エッチに要求を伝えてみて★>と書かれていますが、可愛く甘えながらエッチに伝えたところで、男性には伝わりません。
AV育ちの彼らは「クリをババババッと高速でこする」といった、ゲームセンターあらし的なプレイを好む。
そこで「もっと優しくして」「もっとゆっくり…」と伝えても、さじ加減がわからないのです。
私はニコニコ動画で男性向けにセックス記事を書いていますが、
<クリの愛撫はマウスのトラックボールを回す強さで、『アンパンマンのマーチ』のテンポで触ろう>
と解説すると「なるほど!目からウロコがっ…」と大きな反響が寄せられます。
とはいえ行為中に「ああんっ…マウスのトラックボールを…」と伝えるのは至難の業。
男性も股間に血液が集まっているため、冷静に聞きづらいでしょう。
そこでオススメなのが、平常時にエロトークしながら伝えること。
2人でお酒でも飲みながら「ネットでこんな記事を読んだんだけど~」と冗談半分で話を振ってください。
あなた:「『クリはトラックボールを回す強さで、アンパンマンのテンポで触りましょう』とか
『Gスポットはマウスをクリックする強さで、指圧のように押すか、円を描くように触りましょう』とか書いてあったの」
相手:「へーそれって実際気持ちいいの?」
あなた:「文章はくだらないけど、内容はあってるかも。私の場合は…」
という流れで、自分はどうすればイケるか説明してください。
そのまま「今から試してみよっか♪」とセックスになだれこみ、実践指導するとよりナイス!
2.リアクションで教える
平常時に言葉で説明した上で、行為中にリアクションで教えれば、さらに理解が深まります。
<セックスにおいて演技は悪>と言われがちですが、それは演技のやり方に問題があるから。
痛いのに感じているフリをしたり、ひたすらアンアンあえぎまくると、相手は「これが正解」と勘違いしてしまう。
効果的な演技のコツは、緩急をつけること。
相手がうまくツボを刺激できた時は「あ、そこっ…」とぎゅっと腕を握ったり、背中に爪をたててみたり。
すると相手は「こ、ここかっ…!」とアトランティス大陸発見的な感動を覚え、そのツボをしっかり脳に刻みます。
むやみに「あん、気持ちいい…」と喘ぐんじゃなく「それ、すごく気持ちいいっ…!」とピンポイントで大げさに褒めて、正しい解へと導きましょう。