好きな著者のマンがを読んで「股が濡れたな!」

――へえ~。「ボーイズラブ=ソフトな描写」って思い込みがあったんですけど、そんなことになってたとは……。誌名なんだっけ、後で本屋行ってチェックしなきゃ。
BLに目覚めたのはやっぱりお母さんの『JUNE』がきっかけ?

Aさん: 『JUNE』もなんだけど、中学に入ったときに同じクラスにBL好きの子がいて、その子に『ワンピース』のアンソロジーコミック(注・同人作家による二次創作のオムニバス本。一般書店で購入できる)を借りて読んだら、すっごくエロい作品を描く人がいたんです。
それで一気にハマッちゃった。一宮思帆さんて方なんですけど。

――なんか、初めて聞く名前がどんどん出てきて頭フル回転。
その人も有名な作家さん?

Aさん: けっこう有名です。
そのアンソロジー本で初めて一宮思帆さんのマンガを読んだときは「あ、股が濡れたな!」って思いましたね。
そんなこと初めてだったから「へ、これ何?」ってびっくりしちゃって……。

――「股が濡れたな!」ってダイレクトな感想がリアルだなあ。
娘が同じBLの世界に足を踏み入れてしまって、お母さんの反応はどうでした?

Aさん: うーん、一応隠してはいたんですけど薄々感づいてたと思います。
毎週食い入るように『ジャンプ』読んでたし。

――そうか、お母さんも腐女子だから『ジャンプ』の持つ裏の意味がわかっちゃうんですね。ははは、油断できない!

 次回は、ウォシュレット以降にAさんが使っていたオナニーグッズについてお届けします。

Text/遠藤遊佐

遠藤遊佐さんの取材を受けてみたい方、絶賛募集中です!

AMをiPhoneアプリで読みませんか?

お気に入りのライターや連載を登録すると、プッシュ通知でお知らせすることや、お気に入り記事を保存できるので、AM読者は必携です!
ダウンロードはこちらから。

Twitter、FacebookでAMのこぼれ話をチェック!