今回、スカイプでの取材に応えてくれたのは、地方都市に住む会社員のRさん(39歳)。清潔感があってまじめそうな人妻さんです。
わざわざカラオケボックスにパソコンを持ち込んでインタビューに応えてくれたその内容には、アラフォー同士の意外な共通点が……。
火サスと女性自身に興奮。人妻チックな嗜好の小学生時代

Keith DeBetham
――39歳っていうと同年代ですよね。このインタビュー、わりと若い方が多いので今日は話が合いそうで嬉しいです。Rさんは普段何をしてる方なんですか?
R: 会社員で、事務職をやってます。結婚はしてるけど子どもはいません。
――おお、さらに私と近い感じだ。じゃあまず性の目覚めについて教えてもらえますか。
R: 昔のことなんではっきりとは思い出せないんですけど、小学校3年生頃に、テレビのエッチな場面を見て「あれ?」って思ったのが最初かな。
当時って今ほど規制が厳しくなくて、子どもが起きてる早い時間でもそういうシーンが流れてたんですよね。
今でも覚えてるのは、火曜サスペンス劇場に出てきたレイプシーン。女の人を押し倒して洋服をビリビリ破くバイオレンスなシーンにムラムラしてました。
――レイプシーンに興奮しちゃうような嗜好って今でもある?
R: ありますね。一番最初に触れたものがそれだったからか、性癖はけっこうドMです(笑)。
あと3歳年上の姉が当時『悪女聖書』っていうマンガを集めてて、それもセックスシーン目当てに盗み読みしてました。
一番興奮したのは、ヒロインのライバルのお嬢さんが男2人に誘拐されてヤラれるっていう話。パンティをカッターで切られて、椅子に開脚状態で縛られて……っていうのにすごくムラムラして、よくオカズにしてましたね。
ラブラブ系の少女マンガにはない、いやらしさがあってイイんですよ。

『悪女聖書』/原作:池田悦子、作画:牧美也子/光文社
『女性自身』で連載されていた『悪女聖書』。なつかしー! 子どものとき美容院で読むのが楽しみだったなあ。
――『女性自身』かなんかで連載してたんだよね。
火サスを見つつ、足ピーンオナニーする小学生
――セックスのメカニズムについて知ったのはいつ頃?
R: 姉の部屋で盗み見たティーン向け雑誌に高校生の男女が初体験を迎えるって内容があって、それで知ったのかな。
「え、こんなに大きいモノが入るの……?」みたいなセリフを読んで「ああ、なるほど」と。
――初オナニーは?
R: 小学校3年生頃。そのきっかけもサスペンス劇場でした(笑)。
火サスのエッチシーンを見て興奮してるうちに、うつぶせで足をピーンって伸ばすと気持ちいいことに気がついて。
――おお、出た、足ピーン! どうして足ピーンオナニーで目覚める女性ってこんなに多いんだろう。
R: アソコをいじると気持ちいいって知らなかったんですよね。
実は私、今でも足ピーンオナニーするんですけど、そのときの姿勢って昔から同じ。寝っ転がって右横を向いてやるって決まってるんです。
――えっ、今でも足ピーンなの? すごい、年期入ってるなあ。
R: 普通のやり方でもするんだけど、結婚してるので、夜おおっぴらにオナニーしにくいんですよ。
足ピーンだったら旦那にそれと気づかれずに、チャチャチャっとできるじゃないですか。
――なるほど。足ピーンオナニーって、やっぱり指を使ってやるのとは違う?
R: うーん、アソコに力を入れてギュッと締めると気持ちいいじゃないですか。あれを突き詰めた感じ。寝そべった体勢でするノーハンドオナニーですよね。
ずっとやってるとジワジワ気持ちよくなってきて、けっこう最初からイケましたよ。
初体験の相手はニンジンです……
――手を使うようになったのはいつから?
R: いつだっけなあ。……ていうか私、手を使うより先にモノを挿れちゃったんです。
――えー! それは初体験よりも前に?
R: そう。11歳くらいのときかな。何かで「アソコに挿れるらしい」っていうのを見て、試してみたくなっちゃって。
――うわー。血とか出なかったの?
R: 出ました……(笑)。親が厳しくて近くにそういうこと教えてくれる人が誰もいなかったのもあり、「女の子には処女膜がある」とか「初体験は血が出る」とか知らなくて、びっくりしましたね。
――ちなみに何を入れてみたんですか?
R: えーと、ニンジンを……。
――けっこう早い初体験ですね(笑)。実は私も初体験はキュウリが相手なんです。意外な共通点! アラフォー女と野菜って相性いいのかな(笑)。
R: ははは。でもそのせいで、本当の初体験のとき「初めてじゃないでしょ」って言われて。それはわりとショックでした。
――まあ「ニンジンです」とも言いづらいしねえ……。
次回も引き続き、「初体験はテレクラ。露出プレイに挑戦したことも…… 」というRさんの性事情をお届けします。
Text/遠藤遊佐