初体験の相手が誰だか思い出せない…
二つめは、初体験に関するくだり。
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Rさん: 初体験の相手は、彼氏じゃない同級生。
でもこのへん、けっこう記憶が曖昧なんですよね。
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実は私の初体験も、知り合いのおっさんと飲みに行き泥酔した勢いで……というロマンのかけらもないものでした。(デブで引きこもりで、今以上に男っ気のない青春時代だったのです)
それが何歳の何月ごろだったのかよく覚えていないのも同じ。
女子というものは初体験の日時からそのときつけていた下着の色までしっかり記憶しているのが普通だと思っていたので、ゆるふわ女子のRさんも同じと知ってなんだか安心しました。
中イキは数年がかりの一大プロジェクト
そして、最後はこれ。
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Rさん: 中イキは、ディルドで訓練してできるようになりました。
最初はクリと中を同時に刺激してイッてたんですけど、やっぱり中だけでイケるようになりたくて練習に練習を重ねて……。
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そう、「トレーニングで中イキできるようになった」という点です。
なんとなくアソコを触ってるだけでイケる人もいれば、頭の中はエロでいっぱいなのになかなかイケない人もいるのが、オナニーの不公平な……いや、面白いところ。
以前にも書きましたが、努力型オナニストである私にとって“中イキ”を体得するのは一大プロジェクトでした。
Rさんと同じようにインターネットでバイブを購入しオナニーを重ねて、数年がかりでようやく体得したのです。
いやあ、ここまで同じだと、もはや生き別れになった姉妹としか思えません。
しかし不思議なことに現在の2人のセックスライフを見てみると、これだけ似通った性的体験を経ていながら、まったく正反対の大人になっているんですよね。かたやセフレを6人抱える華やかなヤリマン、かたやオナニスト。
年齢や見た目の差もあるでしょうが、ここまで差が出ると納得いかないのも確か。
一体どうしてこんな大きな違いが出てしまったのでしょう。
切なさを噛みしめつつじっくりインタビュー原稿を読み返したら、なんとなくその理由がわかってきました。