オナニストとヤリマンの分かれ道

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Rさん: (初めてエロ本を見たとき)見てはいけないものを見てしまった感じはあったけど、それ以上に思ったのは「こういう大人になりたいな」ってこと。「いやらしい女になりたい」って願望みたいなものが芽生えたんですよね。

 エロ本を隠し持ってるような父親とは逆に、母親はすごく厳しくて「男はみんなオオカミだ」って私に言い聞かせて育てるくらいの人でした。
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 いやらしい女になりたい願望!? そういえば私、エロ本や裏ビデオを観ても、そんなふうに思ったこと一度もなかった。観てると興奮するし楽しいけど、てっきり自分とは別世界の出来事だと……。
色黒でくるくるパーマのアダモちゃんみたいな少女だったせいか、母親に「男に気をつけなさい」なんて言われた記憶もナシ。

 なるほど。どんなに幼いころから性欲や性知識があっても「自分もエロ本に出てる人と同じ女なんだ」と自覚できていなければ、ヤリマンにはなれないのね。そんな当たり前のことに今さら気づいて、呆然とする私なのでした。
ああ、セフレ6人かあ……。(遠い目)

 次回は、27歳の美人秘書・Mさんのインタビューをお届けします。

Text/遠藤遊佐

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