みなさん、お気づきでしたでしょうか。何ヶ月か前からこの連載の最後にある取材募集の文章にこんな一文が加わったことに。
「特に、30代でまだ経験がないバージンの方からのご応募お待ちしております!」
そう。最近、30代の処女が増えているらしいんです。一説によると、「4人に一人が処女」という統計もあるんだとか。
このインタビューに登場してくれる女の子は性に奔放なタイプが多いけど、それだけたくさん三十路処女が存在するなら、是非実際に会って話を聞いてみたい。そんな気持ちで募集をかけたところ、名乗りをあげてくれる女性が現れました!
彼女は四国在住のTさん(31歳)。
ボランティアなんかもしているという清楚で真面目そうな女性なのですが、話しているとどうも私がイメージする三十路処女とは違った内面を持っている模様。そして話しているうちにさらに驚きの事実が……。
『おかあさんといっしょ』を見ながら圧迫オナニー
――まず、性の目覚めから聞かせてもらえますか。
T: あまりはっきりとは覚えてないんですけど、知識先行型か自然発生型かって言ったら自然発生型なのかな。
幼稚園の頃にNHKの『おかあさんといっしょ』で「しゃぼん玉いっぱい」っていう歌を見てたときに、足を組んでアソコにギューッっと力を入れてみたらすごく気持ちよくて。それがオナニーの始まりでした。
――えーと、その歌はエッチな歌じゃないんですよね?
T: 全然違います(笑)。たまたま初めて「気持ちいい」って思ったときに流れてたからよく覚えてるだけ。
でも、それから「しゃぼんだまいっぱい」が流れてくるとムラムラするように……。
――「パブロフの犬」だ!(笑)
T: 何年か続けてると「これはいけないことなんだ」って気づいてくるんですけど、やめられなくて。そのうちいつもとは違う、一点に達した感覚があって、それからはイクことをゴールに圧迫オナニーするようになりました。
ある程度大きくなってからは、普通にローターとか使うようになったけど、家ではやっぱり圧迫。バレると困るから(笑)。
――肉体から目覚めたんですね。じゃあ子どもの頃って何にエロスを感じてた?
T: エロスを感じたもの……あんまりないかなあ。
強いていえば中学生の頃読んだ『少年ジャンプ』の桂正和さんのマンガはドキドキしましたね。レイプされかけるシーンがあって、すごく興奮したのを覚えてる。
――エロ本見たことは?
T: あります。小学生のとき、町内会で近くのキャンプ場に行ったら女の子の大部屋にたまたまエロ本が落ちていて。
今考えるとソフトなヌードグラビアだったけど、親以外のアソコの毛を見たことなかったので驚きましたね。
あとは小説。本を読むのが好きだったので、小説に濡れ場が出てくるとドキドキしてました。
――ごく一般的な女の子らしい感じですよね。もしかしてエッチな文化って馴染みがないのかな。
T: そんなことないですよ。今は女性向けの無料動画サイトとかよく見てますし。
でも、言われてみればエッチな妄想はほとんどしないですね。シチュエーションとかセリフはわりとどうでもよくて、自分がされたら気持ちよさそうな愛撫シーン……クンニされてるところとか、おっぱいいじられてるとこなんかを探してオカズにします。
でも挿入して腰振ってるシーンは経験なくて共感できないから却下(笑)。
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