お姉さんに「エッチなことはダメ」と釘を刺されて……

――Tさんは処女だって話ですけど、やっぱり生活の中で性的なことって優先順位低かったの?

T: うーん、ていうか私、家がすごく厳しかったんですよ。
母親はもちろん4歳年上の姉も性的なことにうるさくて……高校のとき初めて彼氏ができたって話したら、「でも結婚するまではエッチなことしちゃいけないよ」ってすかさず姉に釘を刺されました。だからとにかくバレるのが怖かったっていうのはありますね。
あ、でも姉は人にそういうこと言っておきながら、自分はやることやってたんですよ~。一人暮らしの家に遊びに行ったら、生理不順でもないのにトイレの棚にピルが置いてあって。

――ははは、それはヒドイ!

T: 今考えると、自分より先に経験されたくなかったんでしょうね。
私の結婚が決まったときも、予定なかったのにいきなり「彼氏と結婚する」って言いだして、結局同じ年に結婚したんですよ。

――なるほど。年の近い姉妹だからこその独特の心理ですね。でも、お姉さんのこともあるでしょうけど、そもそもTさんって恋愛体質じゃないんじゃなのかなあ。
あの、芸能人とか二次元でもいいですけど、誰かをすっごく好きになったことってあります? 

T: ないですねえ……。でも、性に関して潔癖でもないし、淡白でもないんですよ。
「男性と付き合いたい」っていう欲求もあるし、逆に言えば好みがないぶん誰でも大丈夫というか。性格的にこういう人はイヤっていうのはあるけど、見た目が太ってようが痩せてようが全然平気。
現に、高校の時に付き合ってた人とは、挿入以外のことはひととおりやってましたしね。

――……え、そうなの!?

 次回は、「一回ヌイてあげるのが挿入させないコツ」と言うTさんの性遍歴についてお届けします。

Text/遠藤遊佐

遠藤遊佐さんの取材を受けてみたい方、絶賛募集中です!特に30代後半でまだ経験がないバージンの方からのご応募お待ちしております!