転勤族だったけど、エロ話できる友達には恵まれてました
――じゃあ、そのへんの環境も含めて、性の目覚めを聞かせてください。
N: 一番最初は小学校の1、2年生の頃。リカちゃん人形遊びですね。犬のぬいぐるみとリカちゃんでエッチなことさせたりとか。
――それって獣姦…!?
N: いやいや、初体験早いといってもそこまでの意識はもちろんないです!(笑)エッチなことをはっきり認識しだしたのは小学校4年生頃かな。少女マンガや母親のレディコミでうっすらは知ってたけど、友達と遊ぶ中で徐々にわかってくことのほうが多かったですね。
小学校高学年で初体験しちゃうくらいだから、みんな性的な情報もそこそこ早くて。
――ああ、そうだよね! 初体験の年齢から逆算すると4年生には知識がないと間に合わないもんね!
N: あと、小学校4年生くらいになるとエッチな妄想も具体的になってきて、マンガの主人公で妄想したりとかBLのカップリング作ったりとかしてました。絵の上手い友達に「こういうシチュエーションで描いて」って妄想マンガを発注したりもしてたなあ。
――発注すごいな!(笑) ちなみに、Nさんの好きなキャラは?
N: 『テニスの王子様』にハマってました。あと『HUNTER×HUNTER』。キャリアっぽい服装してるから全然気づかれないけど、実を言うと私、腐女子なんですよ。
こないだも仕事先の近くのコンビニでテニスの王子様グッズを見つけたので、このビジネススーツ姿でしこたまグッズ大人買いしちゃいました(笑)。高校生のときに親の転勤で東京に越してからは、コミケにも行ってますよ。
――転勤族だったんですね。
N: 幼稚園3つ、小学校3つ、中学は転校しなかったけど高校は2つかな。最初はけっこうキツかったんだけど、だんだん慣れてきて、高校生くらいになると一人でさっさと編入試験受けに上京したりしてましたね。
――しっかりしてるなあ。そこまで都会やら田舎やらあっちこっちに移動しなきゃならないとなると、学校での立ち位置も定まらなくて大変じゃなかった?
N: うーん、それは生き抜かないといけないから、しょうがないですよね。でも、どこに行ってもわりと友達には恵まれてたんですよ。ヤリマントークやエッチな話のできる相手も必ずいて。だから腐女子だったり早熟だったりしても「私っておかしいのかな」ってコンプレックスは持たなくてすんだ。それはありがたかったなと思ってますね。