そしてもう一つ。彼女の話を聞いていてつくづく感じたのは、ポジマンは例外なくパワフルだということ。

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M：　（二股がバレたこと）ありますよ。某駅の構内を片方の彼氏と歩いてたときにもう片方とすれ違って「そいつ誰？　彼氏？」とか言われたことある。（略）

　その場ではとぼけたけど、大変でしたね。
その日って一緒に歩いてた彼氏の誕生日で、料理を作ってあげる約束してたんですよ。でも、もう一人の相手から「話し合おう」ってメールがバンバン来ちゃって……。
結局、翌朝までタクシーで距離の離れた2人の家を行ったりきたりして、その間にはちゃんと片方とお別れのセックスもして大忙し！
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　そりゃ女なら、いや人間なら誰だってモテたいもの。
でも、会社の同じフロアにいるセフレ3人をバレないように回したり、浮気がバレたとき両方に誠意を見せつつ一晩中話し合ったりできるかというと、めんどくさくて到底無理……。

　だったら、セックス相手は彼氏一人でいい。もしセックスレスになっても我慢しよう……そんな人のほうが多いんじゃないでしょうか。
いやあ、ご立派。ヤリマン女子も、ここまでくると爽快です。

　平日の夜遅くまでディープな女子トークに花を咲かせた後、「せっかくだからもう一杯だけ飲んでいきます。今日はありがとうございました～！」と、爽やかな笑顔で繁華街に消えていったMさん。

　その力強い後ろ姿を見て、この前の三連休、図書館に行く以外何もせず家でゴロゴロしていたことをちょっと反省した私でありました。

　次回は、奔放なセックスライフを送ってきたアラフォーのRさんのインタビューをお届けします。

Text／遠藤遊佐