若者だけの特権

金曜日の夜に僕の家に転がり込んできた女性とそのまま3回エロをした後、二人して昏睡。朝、スズメやカラスが鳴く音とともに起きた7時半、隣の彼女を見て僕はすぐに勃起をした。キスをするにしては、寝起きの口の中は菌まみれで汚れていると聞いていたため、うがいをする。喉も乾いているので水を飲む。そうして後ろから彼女に抱き着くと彼女も目覚める。

「う~ん、ニノミヤさん、朝から元気ね。ちょっと私、うがいして水飲むね」

そう言って彼女も僕同様の行為をし、そこから9時まで2回のエロをし、その後に風呂へ入り、彼女を見送るのであった。果たして彼女は来週金曜日も我が家に来てくれるのか。そして、夜から朝まで5回のセックスを楽しめるのか。

そんなことをできるのは若者だけの特権である。仕事はもう同じことはしたくないが、性に関してだけはあの頃に戻りたいな、とも思うのである。

Text/中川淳一郎