ひと皮むけたい方に贈るテクニックシリーズ
年末に向けて少しずつアダルトグッズやセックス観連の本を整理しつつ、過去に書いたコラムを読み返そうとして驚きました。以前男性向けに書いた【セックステクニックで女性を本当に気持ちよくする基本知識】がラブタイムランキングでまだ1位なんです。久しぶりに読み返してみると「女性から男性へ愛撫する時にも同じことが言えるよな…」と改めて感じることもありました。ただ、今までに愛撫のド基礎をたくさん書いてきたので「基礎はわかった。それよりもうちょっとエロいと思われることを教えて!」「今もそこそこ上手いはず。でも他のセフレと差をつけられることを知りたい!」と思っている読者の方へ向けて、《ひと皮むけるセックステクニックシリーズ》を少しの間書いてみたいと思います。
テーマは《すぐにイカせようとしない》
今回のテーマは《すぐにイカせようとしない》です。セックスの経験が少ない時、フェラや手コキなどの前戯テクニックを新たに身に着けた時にありがちなのが、早くイカせる方がいいと思い込むこと。例えば、手コキでいきなり亀頭を責めまくることや、フェラ中に口の中で舌を動かしまくることなどです。騎乗位で早く動くこともそうですね。より強い刺激や速い刺激を与えれば、そりゃあ射精も早くなります。でも射精が早ければ気持ちいいとは限らないんです。早く射精することが男性の喜びかといえば、そうではないんですよね。より強い刺激や速い刺激で気持ちよくさせられると圧倒されるし嬉しいけど、必ずしも満足度が高いとは言えないんです。
確かに大学生あたりまでの男性は、実家でこそこそオナニーしていた名残なのか、どちらかというと早くのぼりつめて早く出したい欲が高い気がします。しかし、男性も経験が増えてくると、イカない程度の刺激でゆっくりのぼりつめたり、イキそうになるのを我慢した方が、射精した時の快感と満足度が大きくなることを覚えていきます。なので、すぐに射精したくなる刺激を与えると「待って待って!まだイキたくない!」と拒絶する人も多いです。我慢したくてもできない早漏もいるので全員ではないですが、ゆっくり楽しみたい人が多いということです。女性も同じで、電マで即イキするよりもローターでゆっくりのぼりつめた方がイク時の快感が大きいと感じる人も多いと思います。
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