アダルトグッズがどんどんイケてる存在に
最近では女性向けのアダルトグッズがどんどん進化し、デザインがかっこよくシンプルになってきましたよね。それと同時に、しっかり振動するモーター、体液になじむシリコン素材、体の構造に合った形状と、気持ちよさが計算された高性能なものも増えました。何よりも、ベッド横に転がしておいてもアダルトグッズだとはバレない‟家電化”が進んでいます。アダルトグッズを買う敷居が低くなり、良いものが手に入りやすくなったのは本当に素晴らしいことです。
ここでちょっと心配になってしまうのが、見た目がアダルトグッズっぽくない、おしゃれなデザインのものを「私使ってます!」って堂々と言える人はイケていて、コソコソ使っていたり、昔からあるタイプのものを使っている人はダサい、みたいな空気にならないだろうかってこと。
VIOもやりたい人がやればいい
VIOの脱毛をすることが一般的になってきた頃にありましたよね。「ハイジニーナ(パイパン)にしてる人はかっこよくて、全く陰毛の手入れをしていない人は遅れてる」みたいな空気。最近でいうと、デリケートゾーンのケアがそう。「デリケートゾーンのケアをしてる人は美意識高くてイケてる。女ならケアするのが当たり前でしょ?」みたいな発信のされ方をしているのを時々見かけます。
VIO脱毛にしても、デリケートゾーンケアにしても、アダルトグッズにしても言えることですが、タレントやインフルエンサーや周りの様子を見て「私も私も!」って乗っかって、そこに同じスピードで乗っていない人は股間が最新バージョンじゃないような雰囲気を出すのはよくないと思うんですよ(実際に販売している企業はそんな売り方をしていないのですが……)。VIO脱毛だって不必要な人はしなくていいし、ケアもしなくたって股間が絶好調ならしなくていいですよね。アダルトグッズも使いたい人が好きなものを選べばいいし、使いたくない人は使わなくていいものです。
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