すごくピンポイントなセックスの話
毎日毎日セックスやオナニーに関する質問をいただいていると、内容がだんだんピンポイントになってくるのが面白いです。「手マンの時にいきなり指を2本入れられると痛いから1本にしてって言ったものの、やっぱり途中から2本にして欲しいです」とか「セックス中もできる限り頭を撫でていて欲しいけど、手マン後の手は一度拭いて欲しいとどう伝えたら……」とか「クンニしてくれるのはありがたいけど、盛り上がってきた頃に彼が得意技かのように歯を使いだすのが苦手です。それ以外は最高なだけに言い出しにくいです」とか。私はこういったすごくピンポイントでセクシーな話をするのは好きなので大歓迎なのですが、共通して言えるのは「それ言葉で伝えたらいいよ」ってことなんです。いつも私が言っていることですね。
苦情の伝え方おさらい
これまでにもセックス中の苦情を相手に伝える方法については何度かお話ししてきたので簡単におさらいしておきます。
①痛い、辛いはその場ですぐに言う
②セックス中にポジティブな言葉を発する練習(「気持ちいい」「もっとして」など)
③嫌なことは遠回しな言葉や誤解されやすい言葉を使わない(「ダメ」「優しくして」など)
④嫌なことを言う時は代替案も出す(「奥が痛くなりそうだからもう少し浅い方がいいかも」」「ちょっとヒリヒリするからこれくらいの軽さで触ってほしいな」など)
⑤セックスファンタジーはピロートークで打ち明ける
どうやら、①②あたりは簡単にできるようになるようなのですが、少しでもネガティブな要素が入ると途端に言えなくなるみたいなんですよね。ネガティブなことを伝えるのは誰にとっても勇気のいることですが、ちょっと深刻に考えすぎなんだと思います。もっと軽い感じでもいいんじゃないでしょうか。
パートナーが飲食店で間違えて自分の飲み物を飲んだ時に「待って待って、それ私のだから笑」『えっ?ほんとだ。ごめん間違えちゃった』「あははは」ってなりません?セックスでも、ちょっとした間違いのように即座に明るく軽くツッコミを入れるくらいでちょうどいいんじゃないでしょうか。セックス中は真剣にイチャイチャしないといけないと感じている人も多いようですが、喋ってもいいし、ハプニングが起こったら笑ってもいいし、冗談を言ってもツッコミを入れてもいいんですよ。
といってもどんな風に言えばいいのか分からない人もいると思うので、冒頭で紹介した読者の方からの質問を含めた例文集を置いておきますね。
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