夏が来る、アツい夏が

ところで、私はいまTシャツに下半身はパンイチという、スタンダードM(無職)スタイルなのだが、何故かわかるだろうか?

答えは暑いからだ。つまり夏が来る。そして夏と言えば「水着」である。
もちろん着るのは私ではない。「お前が水着になるんだよ!」であり「お前」とは言うまでもなく「Fate/Grand Order」の男サーヴァントである。

去年、男サーヴァントの水着を全裸待機し、結局来ず、服を着るタイミングを完全に見失うという珍事が起きたが、今年はすでに公式より水着男キャラの登場が示唆されている。

だが私は無職である。
去年よりさらに無理ができない。つっこむはずだった退職金は、国民年金と、保険の任意継続でほぼ吹っ飛ぶことが判明した。

この国は生きているだけで多額の金がかかる。つまり「生きているだけで偉い」ということが理論的に証明された。

それは喜ばしい。だが、どうする。

土方歳三(水着)がでる確率は低いかもしれない。しかし「俺たちが最初から諦めてどうすんだ」という話であり「土方歳三(水着)が出ると確信している体(全裸)」で待つのが正しい。

それにFGOには他にも良い男がたくさんいるのだ。「男水着キャラが1人も欲しくない」という事態は考えづらい。むしろ「全員欲しい」となる可能性の方が高い。

私は常々「趣味のために生活を犠牲にしてはいけない」と言ってきた。人生を良いものにしてくれる趣味で人生狂ったら本末転倒だからだ。
よって、いくら水着キャラが欲しくても、無職と言う立場上、無理はできない。

とはいえ、それを理由に「ベストを尽くさない」のも違うのだ。無理をしてはいけないが、それは「無理」だからだ。デキることに対して努力をしないのは、ただの怠惰だ。

「今の俺にどこまでデキるか」
それはわからない。だが、この夏、私は私の実力(口座残高)で「ベストを尽くす」と、ここに宣言しておく。