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貧乏ゆすりが止まらない!ADHDな妻とそれを支えるゴリラの話

白いシャツを着ている女性の画像

何度か言っているかもしれないが、私はADHDだ。
あまりに落ち着きがなかったため、子供時代に診断されている。ちょうど発達障害が世に出てきた頃だ。

最近は公言する人も増えてうれしい限りだが、他の人達と何がそんなに違うのかと思うのかもしれない。

今回はADHDの私が送る、結婚生活について書きたいと思う。

大雑把に説明するADHD

まずはざっくりと、私のケースを説明しよう。

不注意

・忘れ物が多く、物をなくしやすい
・集中力が続かない
・逆に興味があるものには集中しすぎてしまう
・話を聞けない
・片付けられない

婚約指輪の時もそうだったが、モノから目を離しがちだ。
大切なものを持つときは、絶対になくさないという気合を常に入れていないと、大概失くす。

そして好きなことに対してはとんでもない集中力を発揮する一方で、興味のないことをやらないといけないときは、ちょっとしたことですぐ気を逸らされる。

例えば、私は電車で読書をしていると集中しすぎてしまい何駅も乗り過ごして、引き返しているときにまた読書を始めてしまい乗り過ごし…を繰り返したりする。
このように、異常に集中してしまうことを過集中と呼ぶ。

ちなみにやりたくない仕事は、空の鳥やテーブルのおやつに気を取られて全く進まない。
興味がないせいだ。

同じ理由で話を聞けないというか、聞いていないことがある。
長い説明は興味が無ければまず聞いていないが、聞いてるフリだけは上手なのであまり怪訝な顔をされることはない。

長年の誤魔化しスキルによりそれなりに知らない人に迷惑をかけることはなくなってはきた私だが、まだどうしてもスーパーのレジでは頻繁に粗相をしてしまう。
一点を見つめ続け心ここにあらず状態になって、店員さんを困惑させることが多々あるのだ。

ちょっと気をぬくとすぐこうなるので、レジでは注意が必要である。

多動
・落ち着きがない、座っていられない
・体を動かすことをやめられない
・衝動的

まず落ち着いて座っていることが難しい。
色んなことが気になるし、座っている意味が見い出せなくなると、もうじっとしていられない。

ゴリラとスーパーに出かければ、レジに並ぶのはゴリラで、私は会計が終わるまでチョロチョロしている。会計のために並んで待つことができないのだ。

ゴリラは「ねこちゃん(私のことである)は色んなとこが気になっちゃうもんね」と笑ってくれるので助かっているが、子供のころは親によく怒られたものだった。

修学旅行もそうだった。

興味をひくものが目に入ってしまうとそっちにフラフラ行ってしまうので、いつの間にか私だけはぐれていた。
とにかく衝動を我慢できないので、昔から集団行動はできたことがない。

ちなみにいまだにコストコに行くと、私だけ好きなものを見に消えてしまうが、友人達は「またウロチョロしてるよw」と許してくれる。
理解ある友人達に助けられているとつくづく思う。

(たまに想像するのだがADHDだけのグループでコストコに行ったらどうなるのだろうか。蜘蛛の子を散らすようにそれぞれ好きな方向に散らばるのか…!?)

コストコといえば、私はプルコギロールを食べると貧乏ゆすりが止まらなくなる。

おいしいとなぜか貧乏ゆすりが止まらなくなるのである。

コストコならまだいいが、良いレストランでは全神経を使って貧乏ゆすりをしないようにしている。

非常に疲れるが、ドレス着た女が一口食べる度にガタガタ揺れてたら他のお客さんもきっと怖いと思うので、ひたすら気を張っている。

この『おいしくて貧乏ゆすり』は、ゴリラに1番最初にバレた癖でもある。

しかし、ゴリラは自分の手作りケーキを貧乏ゆすりしながら食べる私を見ては嬉しそうにしているので、貧乏ゆすりも悪いばかりではないなと最近は思う。

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