子どもが何歳になったら楽になる?7歳からのレベルアップはすごい

明けましておめでとうございます。ってもう松の内も過ぎてしまっておりますが。さて、わたくしごとになりますが年明け、十数年ぶりにディズニーランドに行ってきました。息子にとっては初ディズニー。物心ついてからこれまで「世界最高の遊園地は花やしきと後楽園」とうそぶいてきたものの、さすがに小学校二年生ともなると子どもたちの間で様々な情報交換が行われるらしく、ディズニーランドという場所があるということを知って、連れていってくれと頼まれたのです。

ちょうど一月は誕生月なので、お祝いも兼ねて元夫も誘って三人でディズニーに参じたわけですが、しみじみと感じたのは子どもの成長です。というのも出産前は、毎晩のように外に飲みに出ていたし、眠ければ昼まで寝ていた。まったくもって自分のペースだけで好き勝手に生きられていたのが、8年前の出産を機にがらりと生活が変わった。母乳メインで育てていたので、一年くらいはほぼ酒も飲めず、乳児連れではふらりとラーメン屋に入ることも叶わない。仕事の時間を確保するのも一苦労。保育園に入れたとて、雨の日も雪の日も、朝夕の送り迎えがあり、家に置いて出掛けることもできないから外に飲みにもいけない。
当時の配偶者はバーを経営していたこともあって週六回はワンオペで、毎晩寝かしつけに1時間も2時間も取られるのでDVDの一本さえも観れない。いま思えば相当に窮屈な生活だったのだけれども、子育て中なんだから仕方がないと、自分を納得させるしかなかった。

ひとりで外に出れる日が戻ってくるなんて

ところが昨年、小学校にあがったのを機に突然、突然手が離れたのです。まず、小学校はもちろん、友達の家や習い事にひとりで行けるようになり、いちいちの送り迎えがなくなったし、近所のスーパーにひとりで行って、好きなものを買ってもこれるようにもなった。自室を与えたことで「俺、ひとりで寝るわ」と主張するようになり、寝かしつけもいらなくなった。

さらには、二年生にあがったある時、「ちょっとママ、近所に飲みにいってきてもいい?」と尋ねたところ、「いいよ」というではないですか。一日一時間に制限しているスマホゲームを解放するという条件と交換というのがチャッカリしているものの、お留守番が出来るようになったどころか、週末などは「ママ、ちょっとどっかに飲みにいってこいよ。三軒くらい回ってベロベロになってきたらいいじゃん」と飲みに出るのを薦めてくる始末。スマホゲームを存分にやり尽くしたいという下心ゆえではあるものの夜、ひとりで外に出れる日がこんなに早く戻ってくるとは思ってもいなかった。

もちろん小学校二年生に留守番をさせて飲むに行くことには賛否はあると思うけれども、それはさておいて、とにかく突然に独立心が強くなり、これまでの負担がぐっと軽くなったのです。