漏れるときは漏れるんです

そうなんですよ、多い日用のタンポンを挿入し、多い日用のナプキンを装着して床についたとしても、溢れるときは溢れる! 漏れるときは漏れるんです、多い日の夜は。

これ、気楽なひとり寝であれば、それほどの問題ではありません。しかしベッドを共にするとなれば話は別。相手に、経血で汚したシーツを見られちゃうことになります。相手のほうが早起きであればバレずに済むのでしょうけど、たいていは女性のほうが早起きです。メイクとか髪の毛巻いたりとか色々あるので。

なので自分が先にベッドから起き上がることとなり、シーツを剥がして洗濯機へ放り込もうにも、相手がまだ寝ているため、そうもいかず。そして相手が目覚めるタイミングで、シーツが経血で汚れている事実が判明するのです。

男性には生理がないので、日常的に「血」を見ることに不慣れなはず。そのため、シーツに付着した経血を見て、最初はビックリするでしょう。でもね、慣れていただかなければ。なんてったって多い日の夜は、どれだけ準備万端で床についたとしても、溢れるときは溢れる! 漏れるときは漏れるのですから。

あなたはAタイプ?Bタイプ?

生理と言えば思い出しました。生理の中盤から終盤にかけ、ヘビー級の下痢が起きるのって、ミカコちゃんだけじゃないはず。下痢の理由は、子宮内膜を排出させるため子宮が収縮し、それが腸にも連動するため、下痢が起きやすいらしいんですけどね。

これ、気楽なひとり暮らしや実家暮らしであれば、それほどの問題ではありません。しかし愛するダーリンとひとつ屋根の下となれば話は別。談話中、突然トイレへ猛ダッシュし、長時間籠もっていたかと思いきや、戻ってきたとたん第2波に襲われ再びトイレへ……こんな姿を毎月見せることになります。ここで分岐点です。結婚を控えた乙女の感情は、以下2パターンに分かれます。

A.家族になるのだから、下痢でトイレに籠もることにも慣れてもらわねば
B.生理に伴う下痢くらい、誰に気を遣うこともなくゆっくりトイレに籠もりたい

「A」であれば、相手に慣れてもらうためにも、同棲期間は必須。自分自身もいちいち気にしないことに慣れますし。「B」であれば、週末婚や別居婚を提案するなどの判断材料になります。「ゆっくりコンウしたいから別居婚」って、一見くだらない理由に感じるかもしれませんが、ちっともくだらなくないですよ。

自分がAタイプなのか、Bタイプなのか知るためにも、同棲を試してみるって、必要不可欠なのだと思います。

Text/菊池美佳子