親愛なるAM読者のみなさま、ごきげんよう。ものすごい愛です。
いや、寒くない!? 寒いよね!?
冬の到来に怯え、石油ストーブの前で炙られながらこの原稿を書いています。
今の時期、わたしが暮らす北海道は午後4時になると日が暮れ始めるのですが、「日照時間が短いせいでめっちゃ落ち込む~」とヘラヘラしていたら、夫に「嘘をつくな」と一蹴されてしまいました。
すみません、ちょっと繊細な自分を装ってみたかっただけです。
前回の記事では、やさしい彼の“過去の罪”を聞いてモヤモヤしてしまい、今後どう向き合うべきか悩んでいる女性からの相談でした。
すごく、すごく難しい問題ですよね。
読んでくださった方たちも、「自分だったらどうするだろう」と頭を悩ませたのではないでしょうか。
相談者の方には、現時点で結論を出すのではなく、一歩進んでからアクションを起こし、彼の言動を見てから、改めて考えてほしいと思います。
彼女ができるまでの“つなぎ”なの?
【相談】
2年前に別れたすごく好きだった元彼から突然連絡があり、いわゆるセフレの関係です。
やっと彼への気持ちが悟りに入ってきたところで再度現れたので、かなり困惑しています。
正直、まだ好きな気持ちがあるため関係修復をライトに伝えたのですが、断られました。理由は、付き合っていた当時「別れる」と頻繁に言い出す面倒くさい女だからです。自覚しています。しかし、彼にセフレの関係を辞めたいことを伝えても聞き入れてくれません。私のプライドはズタズタです。このまま彼に新しい彼女ができるまで代わりを務めないといけないのでしょうか。きっと新しい彼女が できたらすごく悲しむんだろうなと思います。
利用されているのは分かりますが、心が整理できません。本当はずっと一緒にいたいです。こんな重い女に喝をお願いします(38歳)。
喝、ねぇ……。
たまにこの連載では相談者の方に「喝を入れてください!」と言われるんですけど、喝なんて入れないよ! だってわたしはやさしいから!
まずは、“セフレ”という関係性について掘り下げましょう。