自己肯定感が低いとそこにつけ込まれちゃう

正義のつもりが、気がつけば自分のアラ探しをして責めてしまう。自分を責めて責めて責めつづけたら、もともとあった自己肯定感もみるみる低く小さくなっていく。
そうするとどうなってしまうだろうか。まず、自分のことは愛せなくなる。自分の顔もだんだん醜く見えてくる。不幸なほうが安心してしまうようになる。他人を信頼できなくなってしまう。
そして何よりも、「うまくいかない」ばかりが続いていく。それはなぜだろう。

運もあるけど、自己肯定感の低い人には、だいたい似たような人が寄ってくる。自己肯定感が低い者同士がくっついたとしても、お互いが自分にも他人にも不信感を抱いているわけだから、「認めてもらいたい」「必要とされたい」「捨てられたくない」という気持ちばかりで、付き合う成れの果てはだいたいが共依存。不安だから支配して、安心して、優劣を感じる。(モラハラも自己肯定感が低い者同士のプロレスみたいなものだとどこかで読んだ)

生きる上ではもちろんのこと、特にお互いが深いところまで親密になる恋愛関係の場合、自己肯定感は絶対的存在!
この大事な自己肯定感を守るためにも、まずは勇気を出して、嫌なことがあっても「どっちが悪かったなにが悪かったか」を考えるのをスパッとやめてみよう。ベラベラいつまでも愚痴を周りの人に言って気持ちよくなるのもやめよう。
そんでもって、さっさと忘れる! もしも心の中で誰かが「最低だ〜」って指をさしてきても、思いっきり無視する!

そこまで乗り越えたら、ちょびっと笑顔になれたりしませんか。
まあまあ勇気がいります。

2020年も恋愛を頑張りましょう。私は当分恋愛を休みますが……。

Text/oyumi
初出:2020.01.10